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  『岡崎ロケ・その風と香り』
   
(旧題:ロケ地の風景)



00th プロローグ

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02nd 兎にも角にも、待ち時間
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03rd “磯”叔母さん との遭遇
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04th 天国から地獄へ・・・
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05th “杏”姉ちゃん の後姿
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06th 岡崎公園 探訪
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07th いざ!ロケ現場へ
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08th “若きTV屋職人”
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09th “桜”ちゃん・・・。
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10th “源一郎”(お父さん)のオーラ
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11th 撮 影 本 番
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12th 埴生の宿
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13th プロローグ
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14th “隊長” in 『純情きらり』
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 自分への目印』              2005/11/18(Fri)

これからしばらくの間(仕事サボりながらチョットづつ)今回の貴重な経験をこの場を借りて書き込んで行きたいと思います。

−私のイメージ−
市役所の方に「100人くらいの募集に1000人以上の応募が・・・」って伺っていましたから、50〜100人くらいのエキストラの人ごみを想像していました。TV放送の時、その中から自分を探しだす為に『目印』が必要です。前にも書いた通り、「設定である昭和12年当時のファッションを逸脱しないレベルの目印を・・・」となるとまずは気合いです。

−当日の出で立ち−
ベースは『着物』
17年前にカミさんの両親から結納返しとして頂いたモノですから“大島”の高級品なのですが、1度も袖を通していなかったのでこの機会に・・・。
ウチのカミさんが着付けをしてくれる予定だったのですが、集合時間が早まって子供を保育園に連れて行く時間とダブり、近所の“貸し衣装屋”さんで着せてもらう事に・・・。
足元は『黒足袋&雪駄』
70年前の“遊びの達人”が「下駄は普段だな。ここ一番の時はピシッと足袋はいて草履(雪駄)で決めて行ったなぁ」とおっしゃっていたのと、“貸し衣装屋”さんに「白(足袋&雪駄の鼻緒)はよそ行き(冠婚葬祭?)だから黒で」と言われたので、前日夜9時過ぎに黒足袋だけ買いに行き、雪駄も“貸し衣装屋”さんの社長さんの私物を借して頂きました。


 メガネ購入』                2005/11/20(Sun)

私は『お金のかかる遊び』は比較的してない方だと自負しています。
飲む・打つ・買うはモチロン、ゴルフのようにブルジョアジーな趣味もありません。だからと言ってお金が貯まるタイプではなく、ムダに小さい金額がコンスタントに消えて行くタイプではあります。

だから「こんなレアなケースだから良いじゃん!」ってぇのは、言い訳にもならないんですが、2週間前の市役所の方からの電話で「メガネは当時のモノと違ってしまいますから、外して頂く事になります・・・」と聞いた時から
「新しく買っちゃおうか?」と思い始めていました。

いや、1〜2年前に¥4,000で買ったメガネのフレームが曲がってきてたんです。充分元は取ったかな?・・・って。
商売的にも「あれ?メガネ替えた?」「実はエキストラで・・・」なんて話題作りにもなるし・・・。
まぁ理由の大半は
「メガネが無いと女優さんの顔とか全然見れんし!」って事なんですけどね。

と言う訳で、近所のめがね屋さんに行って事情を話し「昭和12年の設定でOKが出るメガネある?」と訊きました。
私は“ジョン・レノン”を想像して行ったのですが、めがね屋さんのオススメは“カンニング・竹山”さんのメガネと同じ様なタイプ。
確かに昭和初期〜戦時中のドラマ等で使われてた様な気がするし、今でも年配のお客様がかけてるデザインです。
一抹の不安を覚えながら、同タイプの違うデザインや“ジョン・レノン”タイプもかけてみたんですが、どれも中途半端にオシャレで・・・。
最初にススメてくれたモノは、かけた瞬間に「10歳以上年を取る」って感じの加齢臭漂うデザインで、結局そこが気に入って買っちゃいました。
めがね屋さんも「これで(設定に合わないから)外して下さい」って言われたら暴れちゃってイイですよ」と太鼓判を押してくれたし・・・。
ま、イイか・・・・・。


 ぼ、、、帽子まで・・・?』        2005/11/21(Mon)


50人100人のエキストラがざわめく中で「おっ、これこれ」と自分を発見する為に『目印』を・・・と思い、イロイロ画策しましたが最後の仕上げは帽子です。
モチロン、70年前の“遊びの達人”にリサーチしての結論です。

“達人”「その頃はみんな帽子をかぶっとったなぁ・・・」
“私” 「それは“ハンティング”みたいなモノですか?」
“達人”「いや、あれは若いモンだ。あんたくらいの年(私=当時46歳)だったら“中折れ帽”だな」
“私” 「え?“中折れ帽”って・・・どんなのでした?」
“達人”「フーテンの“寅”さんがかぶっとった様なヤツだ」

こんな会話がなされました。
幸い私は帽子が嫌いでは無く、ウチの2軒隣に『帽子の専門店』があるので、この機会に“中折れ帽”を購入する事にしました。
とは言っても、普段帽子をかぶるファッションをしている訳では無く、ご近所さんでもお客として店に入るのは初めてでした。

奥さんに事情を話して、数点見せて頂きながら「いくら位なのか」見ました。チラッと見え隠れする正札には¥1575の文字が・・・。意外と安かったので「着物の色を確認してから買いに来ます」と確約してお店を後にしました。
数日後、着物の帯がグレーだったのでグレーの“中折れ帽”を購入に行きました。財布には¥5,000札が1枚入っていました。

その場で『粋な“帽子”のかぶり方』をレクチャーしてもらい、いざお支払い。奥からご主人様がお出ましになって特別価格を出して下さいました。
「じゃあ1万4千5百円でイイよ」

5秒後に気を取り戻した私は、正直に
「桁を間違えてたので、お金を取りに行って来ます」と言って出直しました。

思った以上の散財になりましたが、イイんです。今回の事はそれだけ大きなイベントなんだから・・・。



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