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  『岡崎ロケ・その風と香り』
   
(旧題:ロケ地の風景)



00th プロローグ

P.00

01st ファッション チェックは、抜かりなく
P.01

02nd 兎にも角にも、待ち時間
P.02

03rd “磯”叔母さん との遭遇
P.03

04th 天国から地獄へ・・・
P.04

05th “杏”姉ちゃん の後姿
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06th 岡崎公園 探訪
P.06

07th いざ!ロケ現場へ
P.07

08th “若きTV屋職人”
P.08

09th “桜”ちゃん・・・。
P.09

10th “源一郎”(お父さん)のオーラ
P.10

11th 撮 影 本 番
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12th 埴生の宿
P.12

13th プロローグ
P.13

14th “隊長” in 『純情きらり』
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 あっ・・・という間に』      2006/01/01(Sun)

さていよいよ撮影が始まります。
(前振りだけで年を越すとは思いませんでした・・・とほほ)
「本番の時は絶対メガネを外して下さいね」と“若きTV屋職人のスタッフ”さん言われていましたから、いよいよって感じの時にメガネを預かってもらおうと思い彼を探しました。たぶん「あのオッサンちゃんとメガネ外してるかな?」と心配してるでしょうから・・・。
「あ、いたいた」と私が駆け寄って行くと彼は笑顔で『つい先ほど取り上げた“中折れ帽子”』を差し出しました。
本当は彼を安心させる為にメガネを預けに行ったのに「あ、帽子が邪魔になりますよね?メガネと一緒にあっち(撮影の邪魔にならない所)に置いておきます」と言っちゃいました。
彼は笑顔で「スミマセン。こんなの持ってると仕事にならなくって・・・」
確かにその通りです。スミマセンでした。m(_ _)m ヒラニーヒラニー

メガネを外して『ソフトフォーカスがかかった視界』になったら、あとは演技に集中するだけです。と言っても歩くだけですが・・・。
数回そこらを歩いたり戻ったりしました。今となってはカメラリハーサルが何回で、本番が何回だったかすら記憶がありません。って言うかどこかにその境目があったハズなんですけど・・・。「スタート!」って誰か言ったかなぁ・・・。何と言ってもカメラが川の向こう岸ですから、スタッフの方の言われるがままにアッチに行ったりコッチに来たりしてるうちに終わっちゃったような気がします。
エキストラの撮影なんてこんなモンでしょう。ホントに短い数秒のシーンを何度もやり直して・・・。
終わってしまうと何か物足りない・・・と言うか、皆さんこんなモンなんでしょうねぇ・・・。
放送される時にはきっと5秒もかからないシーンで、おまけに“友和”さんとすれ違っていますから(カメラは私と離れていく“友和”さんを追うでしょうから)実質1〜2秒かな・・・とか考えながら自分たちの荷物をかかえて「もう帰ってもイイよ」の声がかかるのを待っていました。
すると突然「エキストラの方、おみえになりますか?」とお呼びがかかりました。

もうお察しの付いた方もおみえになるでしょうが、自分がド素人である事を思い知らされた瞬間でした。


Re : あっ・・・という間に』      2006/01/02(Mon)

チョット考えれば分かる事なのですが、セリフのあるシーンで“友和”さん“あおい”ちゃんの姿が50m以上離れた場所からの撮影だけで終わるはずありません。
当然2人のアップを撮るシーンが、歩いて来る場面を正面から『竹千代橋にカメラを向けて』撮るパターンと、振り返った“あおい”ちゃん“友和”さんの側からって感じの『竹千代橋を背にして』撮るパターンで、このあと待っていたのです。

「じゃあもう1度さっきのシーンを撮りますんで・・・」「え?」
さっきのシーンを違うアングルで取り直すって言われても
「さっきって何してたっけ?」って事です。自分のド素人さ加減を思い知らされました。

でも・・・・・。気を取り直してよ〜く考えてみれば、その為に自分を『親父が死んで、店の財産が自由に使える呉服屋の?代目』って役柄で、さらに(風俗系の)お店へ遊びに行こうとお店(職場・呉服屋)を抜け出しちゃった・・・って設定まで、自分勝手に自分に与えた様なモノですから・・・。
自分の立ち位置に立ってそれを思い浮かべたら、だいたい分かりました。
もう頭の中は“志乃”ちゃん(風俗店のbP)の事ばっかりで、お店に1番客で駆けつけて「ど〜やって口説こうかな?」とか考えていますから、チョット早歩きで髪型や襟の具合を確かめながら・・・って感じだったんです。
私の斜め右前に(ソフトフォーカスがかかってハッキリ見えませんでしたが)“友和”さんが立っています。もう既に役に入りきってる雰囲気が充分伝わって来ます。
「負けるもんか!」って勝ち目はありませんが、私ももう1度気合いを入れて
「口説くのに成功して“待合い”なんぞに連れ出せたら、あんな事やこんな事をやってやろう」って事まで考えたら、厳しい顔つきではなく
『とってもスケベそうなオッサンの顔』である事に気付きました。

まぁ、背後からの撮影ですが、きっとその背中に『スケベ親父』のオーラが充分出てた事と思います。

そしてそのシーンの後に、“あおい”ちゃんのアップ(そっちは出番無し、遠くから見てただけ)の撮影が終り、その後お2人の顔のアップ(セリフの所でしょう)の撮りが終わると本当に撮影終了です。
その間、マドンナエキストラの方が「記念に・・・」と持ち込み禁止のハズのカメラで写真を撮ってくれたりして、とうとう終わっちゃうんだ・・・と感慨にふけると同時に、自分たちの荷物がどこにあるのかを遠くから探していました。

そして“友和”さん・“あおい”ちゃんが車に引っ込んでしまった事が、撮影が終った事を私たちに告げたと思ったて気を抜いてたら、撮影現場では『この日1番の収穫』が始まろうとしていました。。



   10th “源一郎”(お父さん)のオーラ                           12th 埴生の宿