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  『岡崎ロケ・その風と香り』
   
(旧題:ロケ地の風景)



00th プロローグ

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01st ファッション チェックは、抜かりなく
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02nd 兎にも角にも、待ち時間
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04th 天国から地獄へ・・・
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05th “杏”姉ちゃん の後姿
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06th 岡崎公園 探訪
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07th いざ!ロケ現場へ
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08th “若きTV屋職人”
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09th “桜”ちゃん・・・。
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10th “源一郎”(お父さん)のオーラ
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11th 撮 影 本 番
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12th 埴生の宿
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13th プロローグ
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14th “隊長” in 『純情きらり』
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 大女優 登場』        2005/11/29(Tue)

『衣裳部屋』として使っていたのはけっこう広い和室でした。
入ってすぐの左側の棚に帽子や履物などの小物がイッパイ詰め込んであり、反対の右手には「移動できる鉄棒」というか「1度に5人はぶら下がれる“ぶら下がり健康器”」のようなモノにハンガーにかけた衣装がビッシリぶら下がっていました。その衣装で部屋を半分に分けて(仕切って)いる状態でした。
そして正面の壁は、たたんでしまえる衣装が入った箱が天井に着きそうなイキオイで詰まれ、並べられていました。

1度着替えに入ってる部屋でしたし、集合してから2時間も経っていれば緊張感も無くなっています。部屋に入ってすぐの辺りから適度に間隔を空けて男3人が座り、少し離れた奥に女性エキストラさんが1人座っていました。開けっ放しの出入り口から3人目の位置で、そちら向きにあぐらをかいて“ロケ弁”を喰らっている時・・・。
出入り口に真っ赤なドレスを身にまとった女性が突然現れたのを、焦点の合っていない私の目がボンヤリ捕らえました。
(焦点は“ロケ弁”付近に合っていました)

現れたのは、大女優 “室井 滋” さんでした。
真っ赤なドレスというのは役柄が『岡崎で最初のモガ(モダン・ガール)』という設定だからだと思われます。
想像ですが、小走りに駆け込んで来て部屋の前で止まり「お、ここだ」と確認して部屋の中へ入って来る。そんな感じの現れ方でした。
「こ、こ、腰が抜けたかと思った」と心の中でつぶやきました。
モチロンあぐらをかいていて腰が抜ける訳ありません。ただ完全にリラックスっていうか気の抜けた状態でご飯食べてましたから、“室井”さんの出現に驚いた状態はまさに『腰が抜けた』感じが一番ピッタリだと思います。

その後、名古屋を代表する名古屋弁女優“山田 昌”さんや、名古屋を中心に舞台をやってる役者さんらが部屋に入って来ましたが、心の準備が出来ていましたからさほど驚きませんでした。
どちらかと言うと驚いたのは、皆さん同じ部屋(と言っても、衣装で部屋を半分に仕切っていましたが。さらにその奥に個室があったのかも知れませんが)で着替えてサッサと帰ってしまった事でした。
さすがの私も「奥の方にいて、何かの拍子に見えてしまったら大変」とばかりに、一番(見えちゃう)事故の可能性の少ない出入り口付近へと移動しました。
と言うのも“室井 滋”さんクラスの大女優ともなると、忙しい事もあって『多少のリクエスト(ワガママと言われるかも)が言える立場』である事は間違いありません。
イロイロな役どころをこなして来ていますから、イメージとしてチョット怖い人かな?って思わないでもありません。私は
「あの人たち誰?エキストラ?何でここで食事してんのよ?男の人がいたら着替え出来ないでしょ?少しは考えなさいよ。も〜段取り悪いわね!とにかく男の人だけでも出てってもらって!」
と言われても仕方の無い状況だと思っていましたから、何も言わずにアッと言う間に着替えて、風の様に去っていった“室井”さん
「あぁ、バラエティのまんまだ・・・」と安心させてもらいました。

このドラマの『見どころ』のひとつに“室井 滋”さん“戸田 恵子”さんのバトルがあります。
役どころとしてこの2人は『同級生だが犬猿の中』という設定。素晴らしいキャスティングではありませんか?個性は違うが高い存在感を持つお二人が、尋常小学校時代に同じクラスにいたら当然2つの派閥が出来るでしょう。そのまま大人になって『犬猿の中のまま深くつながって行く』ドラマ設定は、間違い無く『大きな見どころ』の1つだと思っていましたから、その内の1人“室井 滋”さんにニアミスして「お疲れ様でした」と声をかける事が出来たのは、この日最初の収穫だったと思います。
いつものニコッとはにかんだ笑顔(何のこっちゃ?)を見せて下さいましたし、「頑張ってね」の様なお言葉も頂いた気がしますが、気を抜いてたところにイキナリ現れてアッと言う間に去ってってしまいましたから、記憶が・・・スミマセン。


   02nd 兎にも角にも、待ち時間                           04th 天国から地獄へ・・・