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『自慢話』
ここからは自慢話になって申し訳ありませんが・・・。
これほど『長く・分かりやすく』映ってるとは思いませんでした。
って言うか、そもそもこのシーンは使えないハズだったんです。
対岸のカメラから映されたこの引きのアングルは、確か5回くらい撮影したと思うんですが、私が“桜子”とすれ違ったのはこの1回だけで、1発目だったんです。2回目以降は“桜子”とすれ違った直後、お父さんの斜め前の立ち位置からのスタートばかりで、1番違うのが“自転車男”さんがいなくなっちゃった事でした。
DVD等をお持ちの方は見返して頂けるとありがたいのですが、私と“自転車男”さんがすれ違うシーン・・・チョット変でしょ?
基本的に、私たちエキストラが“友和”さんを隠すような位置取り(カメラとの間)を通る事はありません。
道幅2〜3mの小道で、半分は“友和”さんが取っちゃいます。
いやいや・・・取っちゃう訳ではありませんが、もし私が“自転車男”さんを避けて“友和”さんと“あおい”ちゃんの間のルートに踏み込んだら、気持ちが邪魔されてイヤだろうな、って考えていました。って意味です。
そ〜ゆう意識だけは持って臨みましたから、“自転車男”さんとすれ違う時は、狭いスペースの中で対岸のカメラに背を向けて避けるようにしました。だって顔をそっちに向けちゃうと、目線がカメラや“友和”さんに行っちゃうかも知れないでしょ。 そ〜ゆう意識だけは持ってました。
100人を超えるエキストラの中には、参加しただけで放送では映らなかった方もたくさんいました。
その中で印象に残る場面で“友和”さんと“あおい”ちゃんと競演できたって事は、死の間際まで自慢して回ると思います。
私はその時に必ず言うと思います。
「指示通りにただ歩くだけのエキストラが多い中、ワシは演じとった。
DVD見てみりん、オヤジの助平オーラが出とるだら・・・」
言われた方は心の中でつぶやきます。
「また始まったよ・・・ほんなもん出てへん出てへん・・・」

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