『岡崎ロケ・その風と香り』
(旧題:ロケ地の風景)
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『ホテルで待ち合わせ』 2005/11/22(Tue)
待望の岡崎ロケは11月14日(月曜日)から21日(月曜日)までですが、私のエキストラ参加日は16日(水曜日) 当日朝、パジャマのまま裏の“貸し衣装屋”さんに行って着物を着せてもらい、一旦家へ戻って“中折れ帽”をかぶり、いざ出陣! 上から“中折れ帽”をチョット深めで斜めにかぶり、メガネはこの日おろし立ての新品。17年の時を経て初めて袖を通された“大島”の着物に身を包み、昨夜買ってきたばかりの“黒足袋”をはいて、ビニール製とはいえキッチリ“黒の鼻緒の雪駄”でキメました。
新品の高価な着物、丸型では無いメガネ、“遊びの達人”直伝のファッション。私の中で自分は“通行人Z”ではなく
“最近、親父が死んで、店の財産が自由に使えるようになった『遊び人』の呉服屋の?代目”
という役どころに、自分で勝手になりきっていました。 集合場所の“岡崎ニューグランドホテル”は殆ど町内なので、これ見よがしにそこまで歩いて行きました。
AM9:45集合。そこに行って初めて知ったのですが、その日のエキストラは男−3人・女性−1人の計4人だけでした。 自分を見つけるための目印なんて不要の人数だったのですが、そんな事今さらど〜でもイイ事です。すでに準備しちゃって入り込んじゃってるし・・・。
ちなみに、集合場所はホテルの2F廊下。そこに3人の男性エキストラとおそらくプロの子役ちゃんたち(小学校低学年くらいかな?)が3人とプラスその子たちの親御さん達。私がホテルに着いた頃には、子役ちゃんたちは着替えが済んでいました。 少しの待ち時間の後、もの凄く簡単な本日のスケジュールを聞いて、再び何も無い待ち時間が過ぎて『着替え』の時間に。
少し奥の衣裳部屋で着替えなのですが、平服で来ていた2人は着替えましたが私は「完璧です。そのままでケッコウ(OK)です」と言ってもらえてチョッピリ鼻高々でした。
この日から主演の“宮崎あおい”さんが岡崎に入り、午前中は“奥殿陣屋”でロケがあったらしく、その撮影がケッコウ延びたそうで、こちらの出番もなかなか来ないまま“ロケ弁”のお出ましです。
『共演者の紹介』 2005/11/26(Sat)
集合場所は、“岡崎ニューグランドホテル 2F ゆりの間”と案内にあったのですが、実際に私たちが待機していたのは、2Fの廊下の長椅子らしきモノに赤い布がかぶせられた所で、基本的にはそこに腰掛けていました。 その場所には常に男3人のエキストラでいましたので、長い待ち時間の暇つぶしに「私の気合いの入れっぷり自慢」や「各々のお仕事の話」などのムダ話をしていました。(半分以上は私がシャベッてたと思います) 1人は20代半ばの男性。目のクリッとした二枚目の好青年です。 異例の『初日に続いて2度目のエキストラ出演』です。しかも同一人物役でまだ後日出番があるとの事でした。役柄は“大工”さんですが、スタッフの方に“自転車男”さんと呼ばれていました。常に自転車に乗って登場します。 何やら初日(14日・月曜)に「5日間出られる人に、この役を」との依頼に「私は出られます」と即答し抜てきされたそうです。どうやら会社には事後承諾だった模様でした。 もう1人は30代前半の男性。財閥系企業にお勤めのサラリーマンさんです。 20代後半かなぁ・・・って感じの、この日唯一の女性の方は受付の近くに座ってみえたので、その時点ではお話はしませんでした。 多少お話したのは、お昼ご飯の時に合流してからですが、さすがに女性のプライベートな話はしませんでした。
男性2人は応募の段階で「全日程どこでも出演可能」「受信料ちゃんと払ってます」と書いてたりして、けっこうヤル気満々だった様です。 『当日気合いナンバー1男』だった私は、逆に応募の時は 1.「いつ何処でロケがあるのか、一般市民には伝わって来ない」 2.「1日だけある水曜日(定休日)には、1番下の子(保育園・年少)とカミさんを連れて見物に行きたい」 3.「応募しておけば、お呼びがかからなくてもスケジュールくらいは教えてくれるだろう」 って感じで応募してましたから、まわりの熱意を聞いて事の重大さを少しだけ認識しました。
実際は思いとは裏腹に、ジャマになるからロケの場所は極秘。家族同伴不可。写真撮影不可。って条件を事前に言い渡されていました。
ふと気が付くと受付けの所にお弁当が積んでありました。いわゆる“ロケ弁”ってヤツです。 初めての“ロケ弁”体験の興奮よりも、今自分が座っている所からみえる和洋2つのリッパなお部屋のどちらで食べるのだろう?って事の方が興味をそそっていました。 そして市役所の方が“ロケ弁”を持ってこちらに来て、1人1人に配って言いました。「じゃあ、どうぞ(その場で)お弁当を食べて下さい」 「え?ここで?」と思いましたが、何ぶん初めての体験です「いつもこんなモンなんだろぅ」くらいに思って早速食べ始めたら・・・ 即座にホテルの方が飛んで来て「ここでのお食事はチョット・・・」
やっぱりホテルの廊下(しかもキチンとした部屋の前)でお弁当広げて食べちゃうのは・・・ねぇ。
と言う訳で、その奥の『衣裳部屋(和室)』で食べさせて頂く事になりました。
エキストラ4人が、部屋に入ってすぐのあたりにバラバラに座り(あぐらをかいてました)“ロケ弁”をほお張っていると突然、シャキシャキっとした動作で真っ赤なドレスに身をまとった大女優が部屋に入って来ました。

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