今朝は、いつものミンミン蝉の鳴き声の中に、ツクツクボーシの声も交じって聞こえ、そろそろこの夏も終わるなぁとちょっぴり嬉しくなりました。
さて本題に入りますが、昨夜ツイッターを覗いていた中で「BLOGOS」というサイトの記事についてのツイートが有ったようで、BLOGOSに誘導されました。BLOGOSというのは、「意見をつなぐ、日本が変わる。」という冠を付けたサイトで、ジャーナリストや政治家のブログなどを掲載し、それに皆で意見を言い合うというサイトです。
昨夜読んだのはこの記事です。
Go Toトラベルをやらなかったら大変なことになっていた、のか?
大串博志 衆・立憲民主/元大蔵官僚 2020年08月22日 21:00
菅官房長官は、昨日テレビ報道番組に出演して、Go To トラベルキャンペーンをこの時期に前倒ししてまで強行したことは適切だったかと問われ、「やらなかったら大変なことになっていた」とまで言い切りました。
このような評価、判断に私は愕然としました。
新型コロナウイルスの影響で、観光関係、運輸関係等の事業者の皆さんが非常に厳しい状況下にいらっしゃることは、十分理解しています。
そうであればこそ、Go Toトラベルという形で1兆円をはるかに超える予算を使うより、その事業者の皆さんを直接支援するような予算の使い方にすればよかったのではないか。そうすれば、感染をさらに拡大させる恐れもなかったはずです。
そのように当然なことも菅長官は分からないのでしょうか。
理解に苦しみます。
https://blogos.com/article/479849/
菅官房長官といえば、いつも冷静沈着というか、心のありかを顔に出さない、いわゆるポーカーフェースの人というイメージなのですが、その菅さんの言葉に、初めから「新型コロナ感染拡大中」という前提のもとに大串さんは意見を言っているのですが、果たして本当に感染は拡大中なのでしょうか?
そこに大きな疑義が有るように感じます。
8月19日に書いた記事でも、その不思議を記しましたが、「本当に武漢ウイルスって患者さんが拡大しているの?」という疑問が僕にはあります。
この19日の記事でも記したように、厚労省のデータの示し方は、いかにも重傷者・死亡者が増え続けていて、こんなに多くなってるんですよ!という思考の誘導が有るように思えてなりません。
特に死亡者数などは、増えていくことが当たり前なので、累積グラフにしてしまったら、グラフの読み方に慣れていない人は、「こんなに死亡者が増えているのか!」と勘違いしてしまうのは致し方ありません。これは日々のグラフで掲示して、日々の増減が分かるようにするのが当然だと思うのですが、なぜか累積グラフです。何か意図が有るのではないかと邪推するのは当然です。
またPCR検査にしても、まだ未知のウイルス状態だった今年2~4月くらいまでなら仕方ないかもしれませんが、今では多くの研究者により解析が進められ、相当詳しいことが分かってきているように思います。
曰く、PCR検査では正確な患者「発病した人」は分からないどころか、間違って武漢ウイルスには全く関係ないコロナウイルスの痕跡でも見つければ「感染者」になってしまうという事。言葉がややこしいですが、いま「感染者」と定義されているのはPCR検査で「武漢ウイルスだけでなく、ほかのコロナウイルスも包括して、それが活性化していようがいまいが、感染者扱いになってしまっている」という事を知らなければいけません。簡単に言えば、精度が低すぎて使い物にならない検査で、そのデータを元に「感染が拡大している」「縮小している」と判断するのは危険性が有るという事です。
(これをうけてか安倍総理の会見では「感染者」といわず「陽性者」と呼んでいるようです。PCR検査での感染者では、例えば昨年暮れに感染して、とっくにウイルスは死滅していても、それを見つけて陽性=感染者としてしまう)
感染者という言葉は、あまりにも解釈幅が広くて正確な状況を把握するには適さないのです。
一番はっきり感染状況を把握するには、「肺のCTスキャン」だとのことで、幸いなことに日本は世界一の設備を持っているという事実が有るそうです。そしてそれはPCR検査ではなく、病院で医師の診察を経てはじめてCTスキャンをするのですが、そうすれば、かなり高精度の実態が判明するそうです。
ではなぜ、そうしないのか?
穿った見方をすれば与野党ともに、「その方が都合が良い」議員が少なからず跋扈しているという事なのでしょう。
本記事の大串さんも、その一人なのでしょうが、この人クラスだと本質は知らなくって、党や派閥の上から指示された方針を基に活動や意見を述べているだけのように感じます。
GoToトラベルは、菅さんがおっしゃるように日本経済にカンフル剤を打つようなもので、単に旅行業だけにとどまらず幅広い方たちに活気を与えたことは間違いないでしょう。(これも旅行業界と癒着している政治家が云々といううわさが有るのも知っていますが)
今はとにかく過度な自粛活動によって萎縮してしまった経済を立て直すのが急務です。(マスコミは今でも自粛キャンペーン・コロナ怖いキャンペーンをはっていますが)
多少の無駄が有ろうと、経済に好影響が有ると思われるものは積極的に行っていかないと、武漢ウイルスで亡くなられる方の何百倍もの方々が、不幸にも亡くなる(自死を含めて)ことが予想されています。
そのように思えば「理解に苦しみます」などという台詞は出てこないと思うのですが如何でしょうか?