有限会社シンフォニア

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「この頃、また新型ウイルスが拡大してて怖いですね。」という話を聞いたので、不思議に思って厚生労働省のサイトから下の統計グラフを見つけたのですが、「なんかおかしな統計だな!?」と思ったので、自分の頭を整理するためにも分析したいと思います。

2020-08-19 厚労省サイトより

初めに「あれ?」と思ったのは、累計グラフと日別グラフが混在していて、比較しにくい事でした。全部を日別グラフにするか、累計グラフと併記してくれると分かり易いんじゃないかと思います。

特に死亡者数は、日別にしなければ必ず右肩上がりに表示されるものなので、非常に大きな誤解を与えてしまいます。このグラフだと「前日比+16人」という事は、一日で16人亡くなられたという事になりますが、よく見ると6月から8月初め位は、ほとんど横ばいです。8月に入って少し増えたのかなって見えますが、これって100%武漢ウイルスでの死亡なんでしょうか?きっかけは武漢ウイルスだったとしても本当の死因は何だったのかが分かりません。(カルテに死因として「covid-19」と書くだけで国から入る手当てがアップされるそうなので、そう書いてしまう事が世界的に多くなっているという話もチラホラ聞きますしね!)

一般的に「陽性者数」-「入院治療等を要する者の数」-「退院又は療養解除となった者の数」≒「死亡者数(累計)」となると思えるのですが、このグラフからだと「56,462-12,767-41,853=1,842」となりグラフ上の死亡者数の1,114人728人も異なります。これは約40%も異なる数字になります。

この差はどこに分類されるのでしょうか?

それからグラフの数値が正しいとするとPCR検査実施人数(25,835人)÷陽性者数(630人)≒2.4%の陽性率となり、退院又は療養解除となった者の数(41,853人)÷陽性者数(56,462人)≒74%の人が既に治癒しているという事になります。

さらに死亡者数(1,114人)÷陽性者数(54,462人)≒2%の致死率となります。

これは単純に厚労省のグラフからの数値を現しただけなのですが、これをどのように解釈するかは人それぞれでしょう。

因みに2018年にインフルエンザで亡くなった日本人は3,325人だそうです。(人口動態統計の死因別死亡数)

比較は単純ではありませんが、それでも武漢ウイルスでの死亡者(1,114人・8か月)と比べてどうでしょうか?

たしかにインフルエンザは毎年流行していますが、この武漢ウイルスのように大騒ぎしていたでしょうか?

寡聞ながら、そうした大騒ぎは記憶にありません。

では、どうして「こんな大騒ぎ」をして皆等しく「怖い」というのでしょか?
一つには未知のウイルスだったということが挙げられるでしょうが、すでに多くの科学者たちの研究が行われており、このウイルスがどういう性質のものか、どれほどの危険性が有るのか、は相当理解されてきているようです。

実際に国としての緊急事態宣言は、解かれたままで安倍首相からも「いまは(再度緊急事態宣言を出す)その時ではない。」という発言も有ります。
ここは落ち着いて、

  • マスコミによる報道は果たして正しいのか?
  • 厚労省などの対応もこれでよいのか?

を冷静に判断していくべきだと思います。

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有限会社シンフォニアSinfonia 山本
本サイトの管理者です。
プロダイバー業務、パソコンの販売・修理、モバイル端末も扱います。
近頃はネット技術の革新が続いており、ウェブの標準も暗号化だけでなく、同時に通信を高速化する HTTP/2 が主流になりつつあり、同時にPHPもVersion8 への移行が進んでおり、弊社サーバーでも標準仕様となっています。

他にも、クラウド、ウェブメーラー、スパムフィルターなど常に新しいものに挑戦するのが大好きです。

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