有限会社シンフォニア

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今年も11月になってしまい、泣いても笑っても残り2か月で令和2年は終わります。

この一年を振り返ってみると「武漢ウイルス」が一番の話題であることは間違いないでしょうが、実はその他にもいろいろなエポックメイキングな事象が有ったように思います。

その第一番が「鬼滅の刃(きめつのやいば)のブームでしょうか。もう数年前から漫画での連載は始まっていて、TVアニメにもなり、映画にもなっていることを知らないでいましたが、1週間前くらいになるのでしょうか、映画版の第2作が公開され、早々と興行収入の記録を破ってしまったそうです。それだけ子だもだけにとどまらず大人に迄ブームに乗っている人たちが多くいらっしゃるという事なのですが、僕も半年くらい前にコミックで2,3巻分を読ませてもらいました。スマホのアニメ・アプリなので、これ以上は有料。という事で、とりあえず続編を読むのは断念したのですが、どんな漫画なのかは把握しました。

時代背景は大正時代。

炭を作って町まで売りに行くのが、家族を守る生計手段だった竈門炭治郎(かまど・たんじろう)には、父親はいません。母親と4人の妹たちとの生活をなすために懸命に生きる炭次郎ですが、ある時、妹、禰󠄀豆子(ねづこ)を残して家族全員が、鬼に殺されてしまいます。

さらに鬼の血を浴びた妹・禰津子(ねづこ)も鬼に変わっていってしまうようになります。

その禰津子を伴い、鬼から人間に戻す方法を探し各地を旅する、というのが、この漫画の大筋だと思っていただいていいかと思います。

そして、妹・禰津子が竹の管を咥えているのは、間違って人を食ってしまうのを防ぐためだという設定です。

作者は、吾峠 呼世晴(ごとうげ こよはる)。全く知らない作者さんでした。

迂闊なことに、この漫画を知ったのは漫画での連載が終わったころ、ある女の子のインスタグラム上のコスプレが切っ掛けです。初めは「気色の悪い姿だけど、この子が好きになっているんだから、何かあるんだろうな?」と思う程度だったのですが、その後、スマホコミック・アプリで見つけて読んだのが切っ掛けです。

この漫画に通底しているのは、「ひたむきさ」「家族への愛情」「仲間への信頼」などが挙げられます。これらは「ワンピース」などにも表れることなのですが、それが際立っていて、今の自分たちとの共通項が見つけやすいことが人気の原因だと思います。

近頃の人間は、「事なかれ主義」だの「利己主義で家族など顧みる事が無い」「仲間を裏切ってでも自己の立身出世を図る」などと思われがちですが、この鬼滅の刃の人気を見ると、心の内は決してそうではなく、「ひたむきさ」「家族への愛情」「仲間への信頼」を希求しているのではないかと思われるのです。

一見、敗退的な風潮に染まりながら、心の片隅に蠢く「清らかなものへの憧憬」が、鬼滅の刃に顕されるような心情を欲している。そして憧れていると見るのが正しいのかもしれません。

そんな風に見てくると作者の吾峠 呼世晴が紡ぎだす、鬼滅の刃のストーリーは、「あぁ、自分もこうありたい」と欲する大きな願望を汚泥の中から掘り出しているように思えます。

そんな視点で、もう一度この漫画を読んでみることをお勧めします。心の内の葛藤を自からに投影してくれる優れた作品だと思います。

そしてもう一つ。これは今のところ喜ばしい事と、悲しむべきことが相半ばしていて、これが評価されるには今後10年くらいは必要とされることなのかもしれません。

それはホンダが、F1のパワーユニットの供給を2021年末で終了することを発表したことです。年初からの武漢ウイルスの脅威は、自動車業界を直撃していて、世界的に車の売り上げは低迷しています。そこにさらに追い打ちをかけているのが日本政府が打ち出した2050年までとした完全カーボンフリー政策です。

カーボンフリーというのは、エンジンなどから排出されるカーボン CO2をゼロにしようという政策です。
これまで日本は、少し消極的な対応でしたが、菅政権によって正式に打ち出されました。もちろん安倍政権時から構想は有ったはずで、内々にホンダにも通達されていたのでしょう。
ただ、この政策は日本だけのものではなく世界が共通した認識の元、取り決めてきたことを各国政府が国ごとに目標を設定してきているものですから、国により目標とされるものは異なっています。因みにアメリカと中国は、世界で最も多くのCO2を出しているのにもかかわらず、このカーボンフリー政策には目を瞑っていますから、他の世界が頑張っても、その成果は限定的でしょう。(米中だけで世界の50%以上のCO2が排出されています。)

日本政府は、このカーボンフリー政策を推し進めることにより、新しい産業を生み出すことと、世界のカーボンフリーでの盟主になろうと画策しているのでしょうが、果たして目論見通りに行くのでしょうか?

このCO2削減計画は、アメリカのゴア副大統領が世界的に提起した後、京都議定書などにより○○年までに○○%削減を図る。みたいな政策がとられてきたのですが、言い出しっぺのアメリカがトランプ大統領の下、京都議定書を離脱し、実効的な対策が、ほぼできなくなったと考えられます。
そして、そもそもCO2削減計画は「地球温暖化」の原因の主たるものをCO2だとして、その削減を狙ったものでしたが、近頃では、地球温暖化の原因は CO2とは限らず、他のものに由来するのではないか、とか「地球温暖化などはない」と主張する研究者も多く登場し、本当に地球温暖化が進んでいるのかも科学的には疑わしい問題になっています。
この「地球温暖化は発生していない。とする学者の論は、地球という惑星の気候変動を高々数十年の変化で測るのはばかげている。少なくとも数十万年、数百萬年という時間軸で見れば、今地球は『寒冷化』に向かっていると考える方が正しい。』という学説です。

僕は後者の「地球温暖化などは起こっていない」という論を支持するのですが、だとしたらカーボンフリーという政策は、何の役に立つものか分からなくなってしまいますね。しかし、世界の多くがそれを欲している以上、企業としてはそう動かない訳にはいかないというのも事実です。

そこでホンダF1ですが、昨年よりパワーユニットの供給先が、マクラーレンからレッドブルに変わった事も有り、成績的には「あと一歩で世界を制覇できそう」ということも憚られないほどの大躍進を遂げています。
そうした時点での撤退発表だったので、ファンとしては「なぜ?がんばってくれよ!」という気持ちが強くなっているのは否めません。

実際、昨日行われたイモラでの予選では、ホンダ・パワーユニットを搭載した4台のマシンがベスト10に名を連ねるという素晴らしい結果を残しています。

F1では全20台が順位を争うのですが、これを予選では、Q1、Q2、Q3と3度に分けて、下位のマシンがふるい落とされる仕組みになっています。最初のQ1で、20台が15台に絞られ、Q2では15台が10台に絞られ、最期のQ3で10台が最速を争いあうのです。

今回の予選で巣は、
3位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
4位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
6位:アレックス・アルボン(レッドブル・ホンダ)
8位:ダニール:クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
という具合です。

パワーユニットを供給するのは、「メルセデス」「ルノー」「フェラーリ」と全4メーカーがしのぎを削る中、ベスト10に4台というのは、素晴らしい成果と言えるでしょう。

今年は優勝はしていますが、まだ世界チャンピョン獲得まではいっていません。

来年まではパワーユニットのレギュレーション(規約)は変わらないので、同じテクノロジーを如何に熟成させていくかが勝負になるでしょう。長年メルセデスの一人勝ちが続いているF1に「ホンダ」を搭載したマシン、チーム、ドライバーが世界チャンピョンになってくれることを願っています。

残念ながら日本では無料のTV放送が無いのですが、ネットでは様々な情報が手に入りますので、ご興味を持っていただけたら幸いです。

実はF1という世界は、昔から、「ひたむきさ」「家族(チーム)への愛情」「仲間への信頼」が大切だと言われてきている世界なのです。それを競う競技と言ってもいいほどです。

多くの人が、その熱気を受けて、かの日の自分を思い出していただけることを祈念いたします。


追伸

そういえば鬼滅の刃の時代が大正時代と書きましたが、比較的マイナーな感じがする大正時代、実は日本の歴史で大きな役割を果たしているのです。

まず、明治維新から西洋の文化を取り入れた日本が、西洋文化と日本の文化を融合し、独自の文化を花開かせたのが大正時代でした。

そして、大正生まれの人たちが、大東亜戦争によって多くの命を捨て、我々日本人の未来を守ってくださいました。
さらに、大正生まれの人たちが、大東亜戦争の敗戦により荒廃した日本を、自らの心血を注いで復興させてくれました。

15年という短い期間だったし、大正天皇もご病気がちで、あまり華やかな感じのない時代でしたが、この時代に生き、生まれた方たちが、実は今の日本の礎になってくださったという事を忘れてはならないと思います。

人はどうしても華やかなところに目が行きがちですが、大正時代という目立たない時代こそが私たちの根底の力になっていることを再度認識して、「ひたむきさ」「家族への愛情」「仲間への信頼」という鬼滅の刃に顕された信念・心意気を受け継いでいきたいと思います。

About The Author

有限会社シンフォニアSinfonia 山本
本サイトの管理者です。
プロダイバー業務、パソコンの販売・修理、モバイル端末も扱います。
この一年くらいは、Win7 のPCを Win10 に upgrade する、お仕事が毎週のように入っていて忙しくさせていただいてます。
プロバイダーとしても最新の環境をご提供すべく努力しています。
また、クラウド、ウェブメーラー、スパムフィルターなど常に新しいものに挑戦するのが大好きです。

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