<歴史>
原産国はメキシコ。9世紀頃にメキシコ・インディアンのトルテック族が飼っていた テチチという小型の犬がもとになったと言われている。
インディアンに崇められていたテチチは現在のチワワに非常に似ていて、この犬を 現在のように超小型に改良したのはアメリカ人。
そして、アメリカン・ケンネル・クラブに公認されたのは1904年になってから。
家庭犬、愛玩犬としての人気は高い。
<特徴>
超小型犬。オス、メスとも体高12～20cm。体重約0.5～2.7kg。
体は小さく、引き締まり、利口そうなかわいらしい表情をしている。アップルドーム型と いわれる丸い頭に、よく動く目がかわいらしい。
毛は短毛タイプ(スムース・コート・チワワ)と長毛タイプ(ロング・コート・チワワ)がある。
<性格>
○ 非常に快活でよくじゃれる。機敏で、動きが敏捷。ストレスがたまりにくい性格 なので日中のお留守番もできる。
比較的手間がかからない犬種。きゃしゃな体つきながらも大胆で気が強い一面がある。
× ムダ吠えや噛みぐせがあるが、噛むといっても体が小さいので大した被害はなく、 声量もたいしたことがないので、騒音にはならないですむ。
ただ、好きな飼い主の愛情が別のペットや赤ん坊に移行しそうな気配を感じると嫉妬 したりするので、その点は注意が必要。
<しつけ>
トイレのしつけなどは覚えるほうだが、服従性は低く、わがままな一面もあるが気にせずつきあいたい。
<ケア>
やや体臭がきついので、月に1度ぐらい、夏、冬にかかわらず、ぬるま湯(40度くらい)程度の お湯で入浴させるのがよい。
運動はとくに必要ではないが、日光浴、刺激を与える意味でも短時間の散歩はしてあげたい。
<病気>
寒さには弱いので、冬には暖房が欠かせない。
成犬になる以前に、低血糖発作がおこることがある。
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