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インターネットお箏講座
第4章 お箏の弾き方 1
お筝の形、扱い方、調絃方法などおおよそのことはわかりましたでしょうか。
お筝についての説明はまだ沢山あるのですが、一応次の段階に進むことにします。
このページではいよいよお筝の弾き方についての説明をします。お筝には大きく分けて「山田流」と「生田流」の二つの流派があります。
この講座では「生田流」のお筝の弾き方について説明をしてまいります。
■ 琴爪の扱い方 ■
お筝を演奏する時には琴爪(写真 左)を右手の親指・人差し指・中指(写真 中)に
はめます。3個一組になっており、爪は象牙、輪は猫の皮で出来ています。
輪の表面にはエナメルが塗ってあり、指にはめた時にきちっと固定するよう
硬くなっています。初めて琴爪をはめた時は圧迫感を感じるかもしれませんね。
琴糸に爪の角(親指=左角 人差し指・中指=右角)
を当て 擦るようにして演奏します。(写真 右)
爪を当てる位置は 竜角(りゅうかく)黄色の矢印 から3~4センチ左
のところです。(この場所がもっともきれいな音色になります)
■ お筝を弾く時の座り方 ■
それでは、次にお筝を弾く時の座り方を下の写真で説明します
写真でわかると思いますが、筝に向かって斜め左を向いて座っていますね。
生田流の座り方は筝と右足の角度が約45度になるように座ります。
この角度より広くても狭くても弾きにくくなりますし 形も悪くなります。
(ちなみに山田流は筝に向かって真正面に座ります ⇒ 琴爪の形が丸く、手を立てて演奏するため)
右足の膝を筝の側面にピタっとつけ、右手は肩から親指の琴爪の左角に向かって
自然にカーブを描くように丸みをつけます。
お筝が上手に弾けるようになるコツは、まず正しい形でお筝の前に座ること。 そして、前かがみにならないよう腰をまっすぐに伸ばし 背筋も伸ばします。 肩の力を抜き、右手は自然に丸みをつけて下ろします。 左手は膝に置き、指先をお筝の13本目(巾)の糸にそっと乗せますこれだけのことが身につけば、あなたは名演奏家にきっとなれます(^.^)b |
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