昨日ご案内させていただきましたように、スパム検知のシステムが新しくなりました。
その効果のほどは?と興味を持たれた方もあると思いまして、この一日間のメール処理の状況をグラフで表したものをご覧いただきたいと思います。
(右端が今日の午前11時ころで、左端が昨日の午前11時ころです)

このグラフは一分ごとのメール処理がグラフ化されていて、●が Clean とありますが、スパムではなく普通に配送されたものです。
● ● が Gleylist , Subject rewriten で、どちらとも判定しがたいので「件名」に *** SPAM *** と付け加えたメールです。
● が Probable Spam で、スパムと断定され、Junk フォルダーに配送されたもの。
このグラフの凡例には ● Reject という受信拒否という項目がありますが、この動作はしないように設定されています。
このグラフは一分ごとの処理数をリニアに表示しているので、対数表示にして、見やすくしたのが次のグラフです。

こちらですと正常なメール以外のものが結構多くあるのが分かります。
まだ短時日ではありますが、これまでの割合は Clean が 60%、Probabe Spam が10%、Greylist が 30% という割合になっています。
特定のユーザー様に集中的に送られてくるスパムもありますから、ご自身の割合とは異なる場合もありますが、全体では 40% がスパムらしいメールだという事がご理解いただけると思います。
今後、誤判定されたメールを弊社に送信していただき、ソフトに学習させることにより判断ミスの割合が減っていくようにしたいと考えております。