柔道で1992年バルセロナ五輪金メダリスト・古賀稔彦(こが・としひこ)さんが病気のため死去した。
まだ53歳。若いのになぁ。残念だなぁ。
どうも癌を患ってらしたようだ。
古賀さんと言えば、上記オリンピックで足を怪我して出場さえ危ぶまれたのに金メダルをとって日本中を興奮のるつぼに落とした人だ。
柔道と言えば、まんが「柔道部物語」で親しんできたのだが、この漫画の中で主人公の三五十五(さんごじゅうご)が片手だけの一本背負いという大技でライバルに勝ったシーンが有ったのだが、古賀稔彦さんは、この漫画を読んで刺激を受け、片手での一本背負いを練習していたと、ご本人が言っているのを読んだことがある。
漫画での普通ではありえない技を、本気になって練習して、たしか上記オリンピックの時だったと記憶するが、実際の試合の中で使っていたのを思い出す。
あり得ない技を使ってしまうんだから平成の三四郎と呼ばれたことも納得がいく。

そんな超人的な古賀さんが53歳で亡くなるとは本当に無念だったろう。
衷心よりご冥福をお祈りさせていただきます。合掌