X(旧ツイッター)を見ていたら、とても興味深い投稿を見つけてしまいました。
今どきの日本でもあまり聞かなくなった「誇り(プライド)」を堅持しようとした家族の物語です。
勢ぞろいして誇らしい笑顔で一枚の写真に納まっているのは、ティム・ウォルツ氏の家族です。
ティム・ウォルツは、11月に行われるアメリカ大統領選挙で、民主党の副大統領候補になっている人です。
民主党の候補は、大統領候補がカマラ・ハリスという女性で、現大統領バイデンの副大統領でもあります。
めでたくもバイデン氏が「体調の悪化で次期大統領を務めることができない」という事で、急遽選出されたカマラ・ハリス氏ですが、大統領候補として民主党内での選挙もなく、周りの都合だけで大統領候補に祭り上げられた人です。
副大統領としての3年半の間、実績をあげられるものは皆無といって良く、むしろ南部国境の管理責任者となっていたにもかかわらず一度も国境近辺へ視察もせず、不法移民者の取り締まりにもまるで無関心を貫いた立派な女性です。(?)
そのカマラ・ハリス氏が選んだランニングメイト、副大統領候補が、ティム・ウォルツ氏です。
ティム・ウォルツ氏は、現職の下院議員を6期も務め、アメリカ合衆国下院退役軍人問題委員会筆頭委員、ミネソタ州知事をも務めた実力派の議員と思われますが、ランニングメイトに選ばれた直後から、米軍で同僚だった旧軍人から「奴は実戦には加わらず、理由をつけて戦場を免れた卑怯者」と問題を突きつけられています。

「タンポン・ティム」――氏はそんなニックネームで呼ばれている。
「タンポン・ティム」は、ミネソタ州知事のウォルツ氏が2023年、州内の公立学校の4〜12年生(日本の小学4年〜高校3年生)の生徒が使用するトイレに生理用品を無料で設置することを義務付ける法案に署名したことに由来する。
この法律は対象者を「生理のあるすべての生徒」としており、女子トイレだけではなく男子トイレにもナプキンやタンポンなどが設置可能になった。
当時ミネソタ州の共和党議員は男子トイレへの設置を反対したものの、法案を修正することはできなかった。
というユニークな経歴を持っています。

ハリス氏は、写真で分かるように健康的に日に焼けた褐色の女性と見えるのだが、アフリカ系(ジャマイカ系)と南アジア系(インド系)です。
それが大統領候補になった後、「私はブラック(黒人)だと主張するようになりました。これまで一言もそんなことは言わなかったのに不思議なことですね。
また暗記力は相当のものらしく事前に準備された原稿を読む時の堂々とした姿は頼もしく見えます。
しかし、大統領候補になった後、これまでの間、一度もライブでコメントを出したことは無く、すべてあらかじめ録画したものを編集した映像しか見たことがありません。
約50分のインタビュー録画を約25分に編集されていたという話が有名ですね。
前出した家族の行いが、確かに「誇り」を掛けたものであったことがお分かりになるでしょうか。
さらには、この大統領選挙の結果によっては世界情勢が大きく変化する可能性が高く、皆様にも目を皿にして経過を見守ってくださることをお勧めいたします。