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FILE:14 -1 - コントロールを良くする - |
◆おことわり◆ この記事の内容は「ベースボールマガジン社発行 週刊ベースボール」 を参考にして書かれております。(テクニカルアナライズのコーナーです) 週刊ベースボール3月20号に(3月8日発売) ジャイアンツ三沢投手の連続写真が掲載されておりました。解説は杉下茂氏です。 この投球フォームは草野球で投手をなさっている方にも参考になる部分がありますので、 今回特別編として解説を加えます。お手元にあれば結構ですし、 無い場合は図書館あるいはマンガ喫茶等で確認していただけると幸いです。 草野球の投手に求められているのは、まず第一にコントロールです。 これが無い投手は他のナインにとって迷惑な存在ですらあります。 そのコントロールを良くするためのポイントを今回1つだけお伝えします。 さて、世間のG三沢投手に対するイメージは 「コントロールがよい」「スピードはそれほど無い」 「いろいろな球種がありそれぞれキレは良いが絶対的な決め球もない」 「疲れてくると良く打ち込まれる」「フォームは綺麗だが力感には欠ける」 こんなところでしょうか。 ただし「コントロールが良い」という点については若干の注釈が必要になります。 TV中継において、江本氏などが指摘しているように、三沢投手の場合 「勝負球のコントロールが甘い」という大きな欠点があります。 特に、先発すると中盤以降に、リリーフで連投が続いたときなど 疲れてきたり、力みが入った時に、その傾向は顕著になります。 その大きな理由は「手首の使い方」にあることは明白です。 自分でも球威がないことが分かっているだけに ピンチになればなるほど力みコントロールも甘く、棒球になります。 連続写真の7,8,9を見ていただくと、良く分かります。 テイクバックして(バックスイング)肘をあげトップの位置に持ってくるまでの間、 手首が甲の側に曲がっています。これは非常に良くありません。 反対に手のひらの側にコックされた状態の方が良いのです。 読者の皆さんも試していただければすぐに理解できますが、 肘が体の後ろや低い位置にある時に手首を甲の側に曲げるだけで 前腕筋が堅くなってしまいます。これではピッチングの際に力みにつながるのは当然です。 反対に、肘が高い位置に上がり、体の前に出ようとする時には 手首を甲の側に曲げても力みは、もう入りません。 疲れていなければ大きな問題ではありませんが、 疲れてくればくるほど大きな影響が出てくるはずです。 この事を解説の杉下氏は昨年の12月20日号の ドラゴンズ「小山伸一郎」投手に対しては鋭く指摘していましたが、 今回は何故か触れていませんでした。 「コントロールの悪いアマの投手は三沢投手のフォームを参考にすると良い」と 書かれていましたが、体の使い方などはともかく、 手首の使い方だけは参考にするべきではないでしょう。 上原投手を参考にしてください。 |
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