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FILE:13 - 走者は目では牽制できない - |
野手がゴロを捕球して(投手を含む)二、三塁走者の進塁を牽制してから、 他の塁へ送球するという場面は実際によくあります。 アウトカウントが無死、一死で塁が詰まっていない場面ですね。 しかし二塁走者がいる場面で三遊間へゴロが飛んだとき、 捕球してから走者を目で牽制しておきながら、 三塁へ走られてしまう。そういうことは往々にしてあることです。 何故、走られてしまうのか? 答は簡単で、走者は最初からスタートを切る気なのに、 目で見ただけでは本当に牽制したことにならないからです。 走塁に自信の無い走者は目で見ただけで戻ってくれますが、 本当に走塁が上手い走者や、行く気満々のイノシシタイプの走者に対しては、 それだけではダメです。 そういった走者には、重心を移動させなければいけません。 つまり、スタートを切ろうとして、右に掛かっている体重を左にかかるように (元の塁にもどるように)移動させなければまずいのです。 走者を牽制するときは、目でなく“肩と肘”でするのです。 走者のほうに肩をいれて(廻して)、肘をあげる(ひねる)事により、 送球しようという意志が走者に伝わります。 腕を振り降ろし偽投まですれば完璧ですが、 そうすると、実際に送球したい塁に間に合わなくなることもありますから 気をつけなければなりません。 場面によって、絶対に走者の進塁を防ぎたいときは、 走者の体重が完全に戻ったことを確認するまでは、 後ろの塁へ送球することは出来ないわけです。 |
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