『草野球必勝法』

隊員発行メールマガジン 【週刊・野球小僧の部屋】より抜粋



FILE:09 - インフィールドフライ -



はじめにインフィールドフライのルールを紹介します。
インフィールドフライのルールは守備側が内野フライをわざと落とし、
二走者に対してダブルプレーを(トリプルプレーが狙える可能性もある)狙うという、
アンフェアな行為を防ぐためにあります。

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2・40 【インフィールドフライ】

無死または一死で、走者が一・二塁、一・二・三塁にあるとき、打者が打った飛球
(ライナー、及びバントを企てて飛球になったものを除く)で、
内野手が普通の守備行為をすれば、捕球できるものをいう。
この場合、投手、捕手及び外野手が、内野で前記の飛球に対して守備したときは、
内野手と同様に扱う。

審判員は、打球が明らかにインフィールドフライになると判断した場合には
走者が次の行動を容易にとれるように、
ただちに“インフィールドフライ”と宣言しなければならない。
また、打球がベースラインの近くにあがった場合には
“インフィールドフライ・イフ・フェア”を宣言する。

インフィールドフライが宣言されてもボールインプレイであるから、
走者は離塁しても進塁しても良いが、その飛球が捕らえられれば、リタッチの義務が生じ、
これを果たさなかった場合には、普通のフライを場合と同様、アウトにされるおそれがある。

たとえ、審判員の宣言があっても、打球がファウルポールとなれば、
インフィールドフライとはならない。

6・05 打者は、次の場合、アウトになる。
(e) インフィールドフライが宣言された場合。

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インフィールドフライに関するルールのポイントは4つです。

*ボールデッドではなく、ボールインプレイ。
*インプレイだから、走者の離塁、進塁は自由。
*バッターはアウトだから、当然走者に進塁の義務はない。
*守備側が進塁しようとした走者をアウトにするにはタッチプレーになる。


甲子園(高校野球)で、こんな誤審がありました。
インフィールドフライの際に審判の連係ミスから
(実際は単なる勘違いのように思いますが)ルールの適用を誤りました。


当日の試合では、一死満塁の場面で球審は遊飛にインフィールドを宣言。
ところがショートがこのフライを落球。三塁走者が生還し、二死二、三塁で再開されなければ
いけないのに、二塁塁審がインフィールドフライの宣言に気が付かなかったのか、勘違いしたのか
二塁走者に対し、タッチプレーでなければならないのにフォースアウトの判定。
走者が戻ってしまったため、球審が「走塁放棄」と見なし、
アウトと判断するという二重のミスをしてしまった。

先に挙げたポイントをおさらいすると、
この場面では走者に進塁の義務はないのだから、アウトになるリスクが大きい、
一塁走者は二塁へ走るべきではなかったのがひとつ。
もう一つ守備側は一塁から二塁に走ってきた走者に対しては
タッチしなければアウトにならないのに
フォースプレーであると勘違いしてしまったところにあります。

このルールの適用では、プロ野球でも勘違いが、まれにあります。
皆さんも草野球の試合では充分に注意してください。

“故意落球”については次号にします。




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