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◎その1 送りバント 「犠牲バント」という言い方もする。 つまりバントする打者はアウトになる事を前提に確実に走者を進める作戦だ。 「犠牲」という言葉を聞くと、「自己犠牲」もう少し飛躍すると「滅私奉公」という言葉まで浮かんできそうだが (滅私奉公はいくら何でも飛躍しすぎか(^^ゞ しかしチームのために自己犠牲を強いられるとなると的はずれでもない) 少々考え違いをしている方も(私の今までの経験では)結構いるようなので、ここで書いてみたい。 「犠牲」になるのは「バントする打者」そのものではなく、チームが持っている 『1イニングで3、1試合で21アウトになる権利のうち1つを放棄する』という事である。 (1試合7イニングと想定しました) つまり、1イニングで3つまで許されているアウトになる権利を犠牲にし放棄することだ。 何も1人の打者の「打ちたい」という気持ちを犠牲にするわけではない。 チームとして相手に「タダで貴重なアウトを1つ上げますよ。でもランナーを進めさせてね」 という考え方が『犠牲バント』の意味である。 プロ野球の監督でも「星野」「東尾」監督と「権藤」監督では考え方が全然違う。 現役時代「かわすピッチング」をしていた2人は 『1つアウトを貰ってもランナーをスコアリンクポジションに進められる』方がいやだし 「力で押さえるピッチング」をしていた監督は 『ランナーを進められても、後の打者を押さえれば良いのだから、アウトを1つ貰った方が良い』 と考えているようだ。 だから2人はアウトを犠牲にしてもランナーを確実に進め、 もう1人はアウトを犠牲にするのはもったいないとバントなどあまりしないという事になるのである。 |
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