そんな事を感じていた今日、NewsWeek日本語版に次のような記事を見つけましたので、転載させていただきます。(抜粋です。読みやすくするために吹き出しにしています。)
ジェレミー・ファウスト(ハーバード大学医科大学院保健政策・公衆衛生部門講師)
そこで重要な視点をもたらしてくれるのが、ダイヤモンド・プリンセス号のデータだ。
乗員・乗客3711人のうち、陽性と判定されたのは705人以上(船内の環境とウイルスの感染力を考えると驚くほど少ない)。
その半分以上は無症状だった。
そして死者は6人。
つまり致死率は0.85%だ。
という事は、これまでインフルエンザなどの10倍位といわれた致死率は全くの間違いだったわけですね。
患者の死因を見極めるのが非常に難しい中国などとは異なり、この6人は超過死亡(新型コロナウイルスがなければ生じなかったはずの死亡)だと考えることができる。
何より重要なのは、この6人が全員70歳以上だったことだろう。70歳未満の乗客は1人も死んでいない。
中国の統計が正しいなら、ダイヤモンド・プリンセスでも70歳未満の乗客4人が死んでいなければならない。だが、そうはならなかった。
ダイヤモンド・プリンセスのデータは、70歳以上の致死率は中国の統計の8分の1(1.1%)、80歳以上の致死率は3分の1(4.9%)であることを示唆している。
もちろんこれらの数字も懸念すべきものではある。だが、ダイヤモンド・プリンセスで陽性とされた人は、高ウイルス量に繰り返しさらされた可能性が高い。また、一部の治療は遅れた。
つまり、きちんとした手順が守られていれば、ダイヤモンド・プリンセスでの致死率はもっと低かった可能性があるのだ。
何より重要なのは、この6人が全員70歳以上だったことだろう。70歳未満の乗客は1人も死んでいない。
中国の統計が正しいなら、ダイヤモンド・プリンセスでも70歳未満の乗客4人が死んでいなければならない。だが、そうはならなかった。
ダイヤモンド・プリンセスのデータは、70歳以上の致死率は中国の統計の8分の1(1.1%)、80歳以上の致死率は3分の1(4.9%)であることを示唆している。
もちろんこれらの数字も懸念すべきものではある。だが、ダイヤモンド・プリンセスで陽性とされた人は、高ウイルス量に繰り返しさらされた可能性が高い。また、一部の治療は遅れた。
つまり、きちんとした手順が守られていれば、ダイヤモンド・プリンセスでの致死率はもっと低かった可能性があるのだ。
なるほど
さらに、乗客はクルーズ船の旅に参加できるほど健康だったとはいえ、一般的な人口を反映して、多くの人が生活習慣病を抱えていただろう。従ってダイヤモンド・プリンセスのデータに基づく推定致死率は、合理的と考えてよさそうだ。
これらの事実を合わせて考えると、新型コロナウイルス感染症は、ほとんどの若者にとっては比較的良性の病気である一方で、一部の生活習慣病を抱える高齢者にとっては、深刻な病気である可能性を示している(それでも報道されているほどのリスクはないだろう)。
中国では10歳以下の感染者数百人のうち死者はゼロで、健康な成人感染者(高齢者以外)の致死率は0.2〜0.4%だ。おそらく検査を受けていない大量の無症状感染者を含めれば、もっと低くなるだろう。
これらの事実を合わせて考えると、新型コロナウイルス感染症は、ほとんどの若者にとっては比較的良性の病気である一方で、一部の生活習慣病を抱える高齢者にとっては、深刻な病気である可能性を示している(それでも報道されているほどのリスクはないだろう)。
中国では10歳以下の感染者数百人のうち死者はゼロで、健康な成人感染者(高齢者以外)の致死率は0.2〜0.4%だ。おそらく検査を受けていない大量の無症状感染者を含めれば、もっと低くなるだろう。
結局、お年寄りは注意が必要だが、若くて健康的な人には重症化するリスクは無視してよいくらいなんですね。
若者の致死率が低いことを考えると、私たちがいま集中して資源を投じるべきなのは、健康な人への感染を防ぐことではなく(いずれにせよ感染拡大は不可避だ)、重症化するリスクが高い人たちを守ることだ。対象となるのは、70歳以上の全人口と、この種のウイルスに対してもともと高いリスクを持つ人たちだ。
つまり重点的に対策を講じるべきなのは、学校ではなく老人ホーム、飛行機ではなく病院だ。高リスクグループは比較的限られているが、彼らを適切に守らなければ、その致死率は悲劇的に高くなりかねない。
幸いこのウイルスの感染力や潜伏期間、そしてハイリスク者の人物像や居場所は分かっている。
食料やマスクを買い込む健康な人たちは、不安を的外れなエネルギーに変えているにすぎない。本当にリスクにさらされている人たちを守るのに役立たないなら、その行動は貴重な資源の無駄遣いになりかねない。
つまり重点的に対策を講じるべきなのは、学校ではなく老人ホーム、飛行機ではなく病院だ。高リスクグループは比較的限られているが、彼らを適切に守らなければ、その致死率は悲劇的に高くなりかねない。
幸いこのウイルスの感染力や潜伏期間、そしてハイリスク者の人物像や居場所は分かっている。
食料やマスクを買い込む健康な人たちは、不安を的外れなエネルギーに変えているにすぎない。本当にリスクにさらされている人たちを守るのに役立たないなら、その行動は貴重な資源の無駄遣いになりかねない。
そうなんですね。
やはり過剰な報道により無理やり危険なウイルスと思わされていると考えてた方が理にかなってますね。要は健康に注意して普通の生活をすればよいのですね。
やはり過剰な報道により無理やり危険なウイルスと思わされていると考えてた方が理にかなってますね。要は健康に注意して普通の生活をすればよいのですね。
アバターが可愛すぎるんじゃないの!というご批判は甘んじてお受けしますが、報道を冷静に見ていて「どうもおかしい!」と感じていたものは、こうして実証された!って感じです。
政府が、専門家委員会の意見を入れて「大規模なイベントの自粛」とか「小中高校の休校」とかを打ち出したのは、専門家の意見に一度は耳を傾けねばならない、という事情を考えれば仕方ないことですが、次々に出てくる事実を踏まえれば、早晩こうした規制は解除されることは十分にあり得ますね。
ただ、国内で感染を抑えきれない国々(韓国、欧州のいくつかの国)からの入国は、その状況次第という事はまだ続けなければいけないかもしれませんね。
いずれにしても確かな情報を取ろうともしないで国民を混乱に落とし込んでいる世界のマスコミは、反省してもらいたいと思います。(無理かなぁ?これまでもずっとそうでしたからね!)ヤレヤレ( ゚Д゚)
Comments
コメントはまだありません。