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その八:球種を読もう |
はじめに、お詫びと訂正。 目次やすぐ上のタイトルで ― 球種を読もう ― などと書きましたが、 私には球種は読めません。悪しからずご了承下さい。 と言う訳で、ここでは球種のお話。 基本的に、私が待っているのは真ん中高めのストレートで、 球種・コースが違ったらやめてしまいますから、2ストライク取られるまでは ピッチャーが何を投げてくるかは、(基本的には)考えません。 「初球から真ん中高めにストレート来る」と100%決め付けて待っていました。 その根拠は、前にも書きましたが『ピッチャーは失投をする』と言う事と、 ピッチャーをやる人種はストレートに自信を持っていて、 ストレートを打たれる事は納得できて、変化球を打たれると後悔する人が多いので、 ストライクゾーンに3球ストレートを投げられても 3球変化球を投げられない人が殆どです。 (レベルが高いと、そうとばかりは言えませんが) 私の所属していた、まあまあレベルの高いリーグですら、 1打席に1球以上そんな甘いボールが来る確率が、50〜70%くらいありました。 終盤ピッチャーが疲れてくると、ボールは「より真ん中へ・より高めへ」来ます。 その辺も踏まえての50〜70%ですけどネ。(^O^) しかし、2ストライク追い込まれてから、狙い球と違うからと言って見逃し三振は無いですから 何でも打ちに行かなければなりません。(;_;) ここで初めて “球種を読む”事を考えます。 ただし、バッティングの現場において1番重要な事はタイミングですから 速い球か遅い球かを考えるだけです。 私は、ピッチャーもキャッチャーも経験がありますから、 バッテリー個々の性格を無視して語ると 配球の基本は次の通りです。 @ ストレート3球(バッターが速さに対応出来ない) A 最後にカーブ(ストレートにタイミングを合わすあまり、体が突っ込む) B その逆、最後にストレート(カーブを強く意識させて、ストレートをより速く見せる) C カーブ3球(バッターが変化球の打ち方を知らない・そんなの居ないって?) 次にキャッチャーが“球種”を替えたくなるパターンは次の通りです。 @ その“球種”が、2球続けて外れた場合。 A ストレートをファールされた時。 B カーブをそのタイミングで振ってきた時。 ※ ストレートはタイミングが合っているかどうかが判りやすいが、カーブは「狙われている」と 思わせるだけで、続けにくくなります。 加えて、ピッチャーの心理についてですが 初球を除いて、平行カウントが基本です。 そこから1球でもストライクが多いとバッターを見下ろして投げられますし、 ボールが多いと不安になります。 つまり、平行カウントから投げるボールは、ストライクゾーンを狙って投げます。 (ストライク)0−2(ボール)からは、まず“球種”を替えて来ますし、 1−2・1−3のカウントでは、唯一ストライクを取れた“球種”が来る可能性が高いでしょう。 ピッチャーのレベルが上がれば上がるほど、 さらに(ピッチャーから見た)バッターの格が下がれば下がるほど、 ピッチャーはフォアボールを嫌がります。 安易にストライクを取りに来ることは、期待しても良いでしょう。 さらにキャッチャーのレベルが低いと、ランナーが居るだけで「盗塁」「パスボール」が心配になり ストレートが増え、ボールも高めになりやすくなると期待できます。 最後に『おまけ』ですが “打つ為の基本の準備”というモノがあります。 速いボールに対応する為に、バットを短く持って打席の1番後ろ(キャッチャー寄り)に立つ。 逆に変化球狙いの時は、打席の1番前に立って変化が小さいうちに打つ。 私はこれを逆手にとって、打席の1番前でストレートを待っていました。 また、私はバントをよくしていましたから、打席に入る時に 「そんなにさがってるとセーフティーバントするよ〜」 の様な仕草は、必ずしていました。 それで、ファースト・サードが前に出てくると、セカンド・ショートが少しだけそちらに寄ります。 彼らにとっては50cmづつでも二・遊間は1m広がります。 「この人にカーブ(スライダー)を投げられたら絶対に打てない」ピッチャーの時 打席に入って三・遊間を見つめながら2〜3度バットをそちら方向に軽く振りました。 右ピッチャーのカーブを左バッターが三・遊間に流そうと狙っている姿勢を見せる事で バッテリーがストレートを選択する確率を上げさせていました。 |
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