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大谷貴子氏講演Previous PageNext Page
 そして、その中で700例以上が見ず知らずの方から見ず知らずの方へのプレゼントで、今起死回生を担って頑張っているわけです。
そのうちの多くの患者さん達と知り合う事が今できています。
何処で、誰が、自分の命をくれたかは、わかりません。
でも骨髄液をくれた人はどこかにいて、そのひとに心の中で感謝をしながら社会に戻り、学校に戻り、家庭に戻り、今新しい命を歩み始めているわけです。
そう言った患者さん達は、多くの人達に感謝をしながら生きています。
提供して下さった方はもちろんですが、提供して下さるにあたり協力して下さった人、例えばこう言ったシンポジウムを開催するにあたって裏方さんに感謝をし、こういう所に来て下さった方に感謝をし、そして、その中で一人でも骨髄バンクに登録をして下さったならば、どこかで、人の命を救う事になるかもしれない。
そんな思いで私は骨髄バンク運動をやっています。

700例以上の方々が生きるチャンスをもらわれて、元気になられているわけですが、言い換えれば、700例以上の方々が患者さんに生きるチャンスをプレゼントして下さいました。
自分がどの患者さんに、そしてその患者さんがその後どのように元気になって行くか、どんなふうになって行ったかは分かりませんけれども、生きるチャンスを与えて下さった方が、それだけ多くいらっしゃるという事です。
そういった方々の中には医者でもないけれども、心の中で自分が人の命を救う事が出来た、「どうもありがとう。」と逆に骨髄バンクに感謝をして下さる方も出て来る時代です。
私の方こそ、心から感謝を表したいと思うのですが「生きるチャンスを私が人にプレゼント出来たんです。」とさわやかに言って下さる。
そういう人達に出会える私も、また感謝しています。

骨髄バンク運動をしていて、大変な事もいっぱいありましたけれど、今では嬉しかった事の方が走馬灯のように思い出されます。
それは、素晴らしい人との出会いがいっぱいあったからです。

登録をしてくれた人だけではなく、応援してくれた人、協力してくれた人、いっぱい、いっぱいの人達と、職種を超えて、年齢差を超えて知り合う事が出来ました。

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