半年以上、スパムフィルターの状況をご報告していませんでしたので、本日午前11時30運ごろにとった集計状況をご報告申し上げます。

まずは、スパムフィルターを設置してから今までの統計です。

2020-06-05 AM11:30 現在

この一年近くのトータルでの割合です。

Clean : スパムと判定されなくて受け取ったメール 55%

Greylist: スパムと疑わしい内容なので、一度受け取りを拒否し再度の送信を先方のサーバーに要求したもの 32%

Probable Spam: 完全にスパムと判定され .Junk フォルダーに自動仕分けされたもの。 13%

という結果でした。

※Greylist として先方のサーバーに再送信を要求した場合、正常に設定されたサーバーであれば約5分後に再送されてきます。

そしてこちらが直近24時間のリアルタイムグラフです。(対数表示になっています)

2020-06-05 11:29:00 から遡って24時間のグラフ

一年近くの割合と、直近24時間での割合が、ほぼ同じようになっていることが理解できると思います。

これを見ると正常なメールも24時間まんべんなく送信されてきているように見えますね。それだけ国際的なメールが増えてきているのでしょうか。

メールの総量が増えるのは、午前6時過ぎくらいからで夜9時くらいまでが最も多い時間帯に見えます。時間軸の中央に見える Fri 05というのは、5日金曜日午前0時という意味で、ここで日付が変わっています。

このスパムフィルターでも、スパムが見逃されて受信箱に入ってくる場合もありますし、逆に正常メールが稀に .Junk フォルダーに入ってしまう場合が有るようです。 .Junk フォルダーは WebMailer で確認していただくことができますので、ご心配な場合はぜひご活用ください。

なお、間違って判定されているようなメールについては、適時、スパムフィルターに情報を設定して調整しております。

一見、スパムが届いていないと思っている方も WebMailer でご覧になると、思いの外、 .Junk に振り分けられているメールが有ることに気づくでしょう。
なお、この .Junk フォルダーの中身は14日を過ぎたメールは削除されていきますので、できましたら2週間に一度は、これを確認していただくと大切なメールを見失う事が無くなると思います。

もう一つ大事なことですが、このスパムフィルターでは一方的に送信されてきたメールをブロックして破棄することはありません。少なくとも、いったん拒否しても同時に再送を促しますし、疑わしい場合には .Junk フォルダーに振り分けています。

.Junk フォルダーにもなくて、送信されたはずなのに届かないという事は、「受けとりをいったん拒否し、再送を促しても送信してこなかったメール(スパムの多くはそうです)」あるいは「送信先のアドレスを間違えて入力して、そもそも弊社サーバーまで届いていないケース・あるいはアドレスの打ち間違い(タイポ)」が考えられますので、ご確認いただけたら幸いです。

About The Author

有限会社シンフォニアSinfonia 山本
本サイトの管理者です。
プロダイバー業務、パソコンの販売・修理、モバイル端末も扱います。
近頃はネット技術の革新が続いており、ウェブの標準も暗号化だけでなく、同時に通信を高速化する HTTP/2 が主流になりつつあり、同時にPHPもVersion8 への移行が進んでおり、弊社サーバーでも標準仕様となっています。

他にも、クラウド、ウェブメーラー、スパムフィルターなど常に新しいものに挑戦するのが大好きです。

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