ふと気が付けば「有限会社シンフォニア」設立から20年が経過していました。
1996年の夏。会社の登記から始まり、店舗の準備、サーバーの準備など開業時は、すべて初めての事であり、試行錯誤の連続でした。
8月下旬には業務を開始して、インターネットのサービスを開始しましたが、自社のホームページは未開設でした。
それがなんとか恰好がついたのが1996年9月下旬でした。
岡崎市というローカルな中でのサービス開始ですから、とにかく、お客様と顔を合わせて説明をし、問題を解決していくことを目指しました。
今のネット社会は、担当者の顔も知らないまま取引が行われていくという、当時としては考えにくい状態です。ただし、これが悪いという事ではなく、いざとなれば「直接相談できる窓口がある」というのは、やはり大切な事ではないかと考えます。
この青いボードの看板は、薮田で開業した時から使っているもので、何度かの変遷があるとはいえ、当時のままの部分が大半です。(*^_^*)
こちらは今の店舗の入り口にある看板です。
有限会社シンフォニアより「紅屋かふぇ」の方が目立つ看板ですが、それでも道路からは入り込んだ場所なので、なかなか目立たないようです。(^_^;)
藤川町は、東海道五十三次の三十七番目の宿場町だったのですが、いまだに江戸時代風の格子戸の家が何件も残っていたり、宿場町のはずれには松並木がしっかりと残っています。
実はこうした関係から、ちょうど藤川に引っ越した平成25年に「環境条例」が施工され、街道沿いは色々な規制が行われています。
引っ越しを決めた当時は、その事に気が付いていなく、街道沿いにイルミネーション的なLED看板を出す予定だったのです。(薮田の時代からありました)
ところが工事の最中、市役所の担当者から電話があり、この環境条例の事を知らされ、さっそく工事業者に市の担当者と相談していただくと、藤川宿という歴史ある街道に相応しくないLED看板は「できたら止めてほしい」との通達が!
えっ!と驚くと同時に、引っ越しに関わる忙しさから、新しい看板を検討する余裕がなく、引っ越してから半年近くは、看板も無い状態でした。翌平成26年4月に漸くこの看板を設置できたのですが、街道沿いには目立ちにくい看板になってしまいました。藤川宿に相応しく、なおかつ目につく看板を考えなければいけません。
それでも、20年前の開業以来から、ずっと継続してご利用いただけるお客様がしっかりと残っていることが、とてもありがたいところだと思います。
今日も、一昨日からの台風による大雨による浸水被害で「パソコンが動かなくなった!」と持ち込まれた方がありました。
なにかあればシンフォニアへ!
という方が、こうして今もいらっしゃることが誇りでもあります。
20年というのは長い年月です。インターネットの世界も大きく変化しています。その為にモバイル通信の業務も始めました。また、サーバーの更新も新しい構想の元に準備しています。
まだまだ、させていただけることはたくさんある!
この20年間、一度でもご利用いただいた皆様、ありがとうございました。
今後共よろしくお願い申し上げます。
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