昨日発災した熱海の土石流ですが、地元の人からは「ここの地盤はしっかりしているから大丈夫だと思っていた」等の話がされていて、それでは何が原因だったのだろうという疑問の中で有力な説が浮上してきた。

この画像を見てください。

被災地の方が、独自で撮影されたものですが、今回の土石流の始まりいなった場所の写真です。

崩落した崖の中ほどに移っているのは地中に有ったはずの水流があふれ出て滝のようになっているところです。

崩れたのはソーラーパネルの設置位置とは、数百メートルずれていて、県外から複数年に渡って運び込まれている産廃土砂が原因のように思われます。写真に写っているダンプカーたちが県外からの産廃業者です。 こちらが土石流のあった上流の現在の状況です。(現地民より)

午後3:02 · 2021年7月3日·Twitter for iPhone

ここで指摘されているソーラーパネルというのは、民主党政権時に構想されたメガ・ソーラーで、先日の県知事選挙で勝利した川勝知事やソフト・バンクの孫正義氏が深く関わっていたものです。

左上の「ビデオで崩落していた地帯」が上の写真です。
その下側の山肌が露になっている所にソーラーパネルが設置された模様。

やはり自然の地形を大幅に改変するメガ・ソーラーは日本の国土には適合できないのだと思います。大規模に森林を伐採してソーラーパネルを並べるわけですが、この伐採された木々、そしてその土壌が今回のような大雨の時には貯水層となり、天然のダムになっているわけですね。さらに干ばつの時などにも、この土壌と木々が保っている水分がにじみ出てきて、本格的な干ばつになることを防ぐこともしています。

静岡県知事の川勝氏は、先の選挙で「リニアモーターカーの工事によって、その近くを通る地下水流が影響されて被害が出る可能性がある」と言って、当選された方です。皮肉なことにリニアよりももっと身近なところで、まさに地下水の力によって大きな災害が発生しまったと思われます。

今は未だ、被災者の救助が優先されますが、今後はこうした責任も追及されていって欲しいと思います。

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有限会社シンフォニアSinfonia 山本
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