もう来週11日(日)が告示日だという事で、岡崎の選挙に向けての活動も動き出してきたようです。
昨日閉店時にポストを見ると一枚のチラシが入っていました。それが岡崎市長選に立候補する「中根やすひろ」候補の政策チラシでした。そして家に帰ってみると、今度は葉書が届いていました。
これはチャンスかなと思い、自分の勉強を兼ねて皆様にもご紹介しようと思い立ちました。
本当はA4に近い大きさのチラシなのですが、お顔を知ってもらうために顔の部分だけです。
街頭などで見たポスターの服装とはずいぶんかけ離れた、砕けた感じの服装ですね。庶民感覚を強調したかったのでしょうか?
前三ツ星衆議院議員とありますが、議員さんも星の数で、評価がされていたようですが、知らなかったです。
マチャアキの「ほし、みっつです!」みたいなノリでしょうか?
それにしても国会に4期10年もいらしたのですね。何をされていたのかはとんと知りませんが・・・( ゚Д゚)
いち議員ではやれることに限界があって、市長選に出ようとされているのかな?と邪推してしまいます。(;´Д`)
葉書の方には、政策がまとめられていたので、こちらから見ていきましょう。
1.全市民に一人あたり5万円還元!
- 自宅療養者に配食などのアウトリーチ支援
- いつでも誰でも何度でもPCR検査
- 軽症者向け宿泊施設の確保
( `ー´)ノこれって正直言って不要ではないかと。
岡崎に何名のこうしたことの必要な人がおられるのか示されていませんし、実際に何人なのかもしれませんが、公約にするほど多いとは到底思えません。
ましてやPCR検査など、やるだけ無駄の検査ですから、医者で症状を診断してもらってから個別にやるのが吉だと思うのですが。例えば10万人の人が、毎日PCR検査やってくれ!ってきたら、医療施設はすぐに崩壊しますよ!それじゃぁ、一般の病気の人は医療を受けられなくなって、それこそ死人が大増加します。そう考えると一人あたり5万円程度の還元では賄いきれないと思いますが('Д')
30人学級実施検討会議設置
- 八丁味噌GI問題解決を政府に申し入れ
- 水道民営化拒否を政府に申し入れ
- 新東名岡崎SAスマートインター開設促進を政府に申し入れ
( `ー´)ノなんだか全部申し入ればかりですね。水道民営化って何か不都合なことが必ず起こるものなんでしょうか?何か不都合が発生しそうなら、それを是正して市内の業者に任せるというやりかたなら雇用も増やせるし心配することないように思いますが?
30人学級って話も、おかしな話で学校の先生方が、生徒に向かっていられる時間が少なすぎる、また、余りにも一律な生徒を作ろうとして、偏りのある教育をしているのが現状ではないですか?
昔は一クラス50~60人もいたし、クラスに数人は「あぶれた」というか、少し特殊な子もいました。でも、そうした子たちと一緒に生活することにより得られた経験は大人になって必ず役に立つものです。
運動会で順位をつけないで全員一緒にゴールするような教育は間違っていると思います。個々の個性を尊重しあう人間を育成していくのが小中学校の役割だと思います。
その為に先生方の余分な事務仕事を無くす方向を検討すべきだと覆います。
八丁みそのことは、その業界が先頭に立ってやっていくもので、行政が頭を突っ込み過ぎない方が良いと思います。そんな借りを作ってしまった業界は、行政に一生頭の上がらない競争力の低い業界になってしまうでしょう。
まちバス整備検討会議を各地に設置
女性を副市長に採用
- 障がい者政策市民会議設置
- 渋滞解消総点検スタート
- 視聴退職金制度廃止条例提出
- 公共・災害用トイレ総点検スタート
( `ー´)ノまちバスって本当に、高齢者の役に立っているのでしょうか?根本的には核家族化と女性が仕事に出なければ暮らしていけない今の世の中の方に問題が有ると思います。複数世代の同居可能な家づくりへの税制とか、女性が毎日のように仕事に出なくてもよいような男性の給与体制を確立する施策を取ってもらった方が嬉しいような。
女性の副市長もよいですが、初めから女性ありきの副市長では、その任に適した人が居なかった場合どうするのでしょう?お飾りの綺麗な人でも雇いますか?
米国のバイデンさんが副大統領に女性を選びましたが、それが仇になって支持率を落としているとも聞きます。
女性を必要とするのではなく、その役に相応しい人を置くべきです。男女差別ではありません。適材適所が大切だという事です。
市長の退職金を無くそうなんてことよりも、それだけ大金をもらっても「よくやってくれましたね。」と市民から思ってもらえる政策と行政を行ってください。退職金などに逃げ場を作らないでください。
疲れた!
まだたくさんのことが書かれていますが、大きな行政を目指すのではなく、市民や企業が困っているときに助けられる、そうした地力をつけた骨太の岡崎市市役所行政集団になっていただきたいです。
この間、菅新首相が「自助、共助、公助」とか言って、「順番が違うだろう!」と難癖をつけた野党やマスコミが居ましたが、日本人の一番誇れるところは、「人様の為に働き、その人が喜ぶのを見て、自分も楽しくなり、もっと人様の為に仕事に生活に一所懸命になろう!」と自然に思う心だと思います。
初めから他人の助けを求めるなど、日本人のメンタリティーではないと思います。
どうか、行政も「自助」を陰で支える程度のものであって、いざという時には大きな力を発揮できる、そうした姿を願ってやみません。江戸時代までの幕藩体制では、出来ていたことばかりじゃないですか?
行基
奈良時代の頃、行基(ぎょうき)という坊さんがいらっしゃいました。いまでも行基の彫った仏像が有名で、もしかしたら仏師みたいに思われているかもしれませんが、少し Wikipediaから引用しますと
奈良時代の日本の僧。寺と僧侶を広く仏法の教えを説き人々より篤く崇敬された。そして行基集団を形成し、国家機関と朝廷が定めそれ以外の直接の民衆への仏教の布教活動を禁じた時代に、禁を破り畿内(近畿)を中心に民衆や豪族など階層を問わず困窮者のための布施屋9所、道場や寺院を49院、溜池15窪、溝と堀9筋、架橋6所、等の設立など数々の社会事業を各地で成し遂げた。朝廷からは度々弾圧や禁圧されたが、民衆の圧倒的な支持を得、その力を結集して逆境を跳ね返した。その後、大僧正(最高位である大僧正の位は行基が日本で最初)として聖武天皇により奈良の大仏(東大寺)造立の実質上の責任者として招聘された。この功績により東大寺の「四聖」の一人に数えられている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%8C%E5%9F%BA
このように行基は人々の為に布施屋、溜池、堀、架橋など種々の公共工事を行いましたが、これ実は実際に工事をしているのは、行基を慕った民衆たちだったのです。でも民衆たちは「行基様が作ってくださった」と喜んで、その工事に従事しました。それが次から次へ連なって、従事する民衆も「俺は行基様のお役に立って、みんなの生活を助けてるんだ」というプライドを持ったと思うのです。行基は、計画を練ったり陣頭指揮をするだけで労役はされなかったと思うのです。
人呼んで「行基菩薩(ぎょうきぼさつ)」。
行政とは、かくありたいものです。
またお名前を失念しましたが、平城・平安の時代だったか、ある高僧が道端で「物乞い」をしている「いざり」に遭遇しました。「いざり」という言葉は今では差別用語だというので廃れているようですが、「足が萎えてしまって自分の力だけでは移動もできない人」のことです。
この「いざり」の話を聞いたお坊様は何をしたと思いますか?
現代人なら、「自分の持っているお金を施した。」とか「施設にいれてあげた」「役所に届け出た」というくらいが普通じゃないかと思うのですが、このお坊様は、「朝は、いざりの住処に行って、いざりを負ぶって物乞いをし易いところに連れて行き、夕にはまた負ぶって住処に送り届けた。」というのです。
「いざり」でも、自分のできる仕事を一所懸命していくところに個人の幸せが有る、ということを暗に示した行いだったのだと思いますが、このお坊さんは、当時「生き仏」と言われるほどの僧侶だったそうです。
出来そうで、出来ないことですね。
近頃の風潮と政治の有様を見ていて、よく思い出す逸話を書いてみました。
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