「兄はこんなことを望んでいない」-。米中西部ミネソタ州で白人警官に首を押さえ付けられ死亡した黒人男性のジョージ・フロイドさん(46)の弟のテレンスさんが1日、事件への抗議活動が、破壊や略奪など暴徒化していることに苦言を呈した。
https://www.sankei.com/world/news/200602/wor2006020024-n1.html
これは
アメリカで白人の警察官に取り押さえられた黒人男性が死亡した事件に対する、抗議の動きは、アメリカ以外にも広がっています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200602/k10012455021000.html
という経過をたどっている人種差別的に見える行動へのメッセージです。いずれもNHKの報道からの引用ですが、もう少し詳しく引用させていただきます。
【ニューヨーク=上塚真由】
https://special.sankei.com/a/international/article/20200602/0003.html
「兄はこんなことを望んでいない」-。米中西部ミネソタ州で白人警官に首を押さえ付けられ死亡した黒人男性のジョージ・フロイドさん(46)の弟のテレンスさんが1日、事件への抗議活動が、破壊や略奪など暴徒化していることに苦言を呈した。
テレンスさんは1日、同州ミネアポリス郊外の事件現場を初めて訪れ、涙を流しながら祈りをささげた。その後、集まった群衆に「みなさんの怒りは理解できる。でも私に比べれば、怒りは半分だろう」と力強い口調で語り、「それでも私は物を壊したり、地域社会を破壊したりしていないのに、みんな何をやっているんだ」と続けた。
また「自分たちが声をあげても無意味と考えるのはやめて、投票に行こう。選挙について学び、誰に投票すべきかを考えよう」と語り、投票によって社会を変えていくことを訴えた。
「私の家族は平和的な家族だ」とテレンスさん。略奪行為をやめるよう繰り返し訴え、「やり方を変えよう。お願いだから、平和的にやっていこう」と語った。暴動の過激化が止まらず混乱が広がる中、遺族の力強いメッセージは反響を呼んでいる。
米中西部ミネソタ州ミネアポリスでの白人警官による黒人暴行死事件を受けて全米に拡大した抗議行動は、極左過激勢力の介入などによる暴徒化が進むにつれ、平和的なデモ参加者や一般国民の間で「法と秩序の回復」を求める声が急速に強まりつつある。
■デモの「2つの顔」
抗議デモには「昼の顔」と「夜の顔」がある。ホワイトハウス前など首都ワシントン市内でのデモや暴動を昼間から深夜にかけてほぼ連日取材しているうちに行き着いた結論だ。
日中のデモは、デモ参加者が議会議事堂とホワイトハウスの間を比較的整然と練り歩き、付近の警官に悪罵を浴びせたりする以外は目立った波乱はない。
ところが、日が沈んだ途端、デモ隊に黒ずくめの一団が次々と合流し始める。彼らは警官隊に花火やペットボトルを投げつけて執拗(しつよう)に挑発し、缶スプレーで建物に落書きをし、参加者らに暴力行為を奨励する。
黒人男性死亡への抗議デモ アメリカ以外にも拡大
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200602/k10012455021000.html
アメリカで白人の警察官に取り押さえられた黒人男性が死亡した事件に対する、抗議の動きは、アメリカ以外にも広がっています。
オランダで
オランダの首都アムステルダム中心部の広場には、1日、「黒人の命は大切だ」とか「沈黙してはいけない」などと書かれたプラカードを持った、大勢の人たちが集まりました。
デモの主催者は、新型コロナウイルスの感染対策として、参加者に互いに1.5メートルの距離をとるよう求めましたが、ロイター通信は、広場にはおよそ1万人が集まり、距離をとれる状況にはなかったと伝えています。
参加者は、死亡した黒人男性が警察官に押さえつけられた際に訴えた「息ができない」という言葉を繰り返したり、一斉に拳を突き上げたりして抗議しました。
フランスで
フランスでは、首都パリの中心部にあるアメリカ大使館の前で抗議デモが行われました。
黒い服を着た数十人が参加し、「人種差別が首を絞める」とか「私たちは皆ジョージ・フロイドだ」などと書かれたプラカードを持ち、一斉にひざまずいて、抗議の意思を示しました。
デモを主催した団体の代表は「不幸にも人種差別の問題は、ほかの国でも同じように問題になっています。フランスも例外ではありません」と話していました。
カナダやニュージーランドで
抗議デモは、1日にはカナダやニュージーランドでも行われたほか、先月31日にもイギリスやドイツで相次ぎました。
この話題に興味を持ったのはインスタグラムがきっかけでした。
昨夜、いつものようにインスタグラムでフォローしている人たちの写真を見ていた時、不思議な画像が数多く投稿されているのに気づきました。真っ黒な画像で、いくら目を凝らしても黒いだけで何も見えません。
それが数十件もあるとさすがに「これは何かへの”抗議行動”あるいは”意思の表明”なのだ!」と感じました。
百枚近くのこうした画像の中に、ちょっと良心的というか意味を暗示する画像も見つけて「あっ!あの問題だな!」と感じたわけです。そして調べたのが上記の記事です。
色々な情報を漁っていると、「死亡した黒人の本当の死因は、警官に押さえつけられたのが理由ではなく、痼疾の疾病が有ったとされる。(心臓関係らしい)」
民衆を暴動に誘っているのは、中国共産党が米国に送り込んでいた黒人スパイたちに命令したのが理由らしい。
という事です。
それにしてもインスタグラムで黒々とした画像が頻繁に出てくるのは気持ちの良いものではありません。中には有名人も含まれており、例えば「ウサイン・ボルト」「ピエール・ガスリー」なども投稿していました。さすがに外人ばかりかと思ったら、僕のフォローしている中でお一人だけ日本人がいらっしゃいました。
誰とは申しませんが、日本では遠い海の果ての出来事と感じている人が多い中で、こうした感性を持ってくださっている方が日本にもみえたことを嬉しく思いました。
確かに米国に限らず、人種差別は今の世の中にも根深く残っています。武漢ウイルスに関しても各国に在住の日本人が中国人だと思われて非難されたことも多いようですし、日本も中国も関係なくアジア人だというだけで偏見の目で見られるのは今も残っているようです。
詳しく調べれば日本人のDNAには、北方のモンゴロイド・ロシア系・漢人から中東のユダヤ人など諸々の血が入っているわけで、アメリカが「人種のるつぼ」などといわれますが、日本人は「人種の融合体」といってもいいくらいなのを自覚して、人種偏見などのない日本を、これからも続けていってほしいと願っています。
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