中国からの輸入顛末記を書いてから何かと他に記事にしなければいけないことが目白押しだったので、遅れてしまいましたが、ようやく中華スマホ UMIDIGU F2 について、書いてみたいと思います。
外観はこんな感じで、極薄のベゼルで正面から見た場合の表示エリアが非常に広くなっています。 6.53'' FHD+ FullView Display といってフル・ハイビジョンの1920×1080 を超える 2340×1080 ドットの高精細パネルが使用されていて非常にきれいな画像表示ができます。
サイズはこの通りで 6.53" の表示パネル通りのサイズです。女性の小さな手では少し大きく感じるかもしれませんが、老眼の僕などは、このくらい大きい方が見やすく、持った感じも手のひらにフィットする感じでグッドです。
OverView
18W Fast Charger & NFC
AI Master Helio P70 Processor
この OverView だけでもわかる人なら十分でしょうが少し詳細を解説します。
まずはカメラ部分ですが、4カメラを内蔵しています。
メインは 48MP(メガピクセル)F/1.79 の高解像度カメラです。
これにDepth Camera 5MP , 120° Ultra-Wide angle Camera 13MP , Macro camera 5MP の3つのカメラが連動して横幅の広いパノラマカメラから近接(2cm!)のマクロカメラがあって、さらにDepth Camera で前後感を加えられますので本当にきれいな写真を撮影することができます。
また AI 機能を搭載し、暗い景色などもノイズが乗らないきれいな撮影ができますし、もちろん人の顔を認識して笑顔の美しい撮影も可能です。
僕は「花」とか「虫」をアップで撮ることが良くあるので、すごく助かります。これまでは一つ前のモデル UMIDIGI F1 を使っていましたが、 10cm 前後から撮ってもピントが合わせにくくて苦労しましたが、 UMIDIGI F2 なら短時間でピントが合います(^_-)-☆
パノラマ撮影したサンプル画像がサイトに上がっていましたので張っておきます。PCを全画面表示にして、この画像をクリックしてください。( WebP に画像変換してありますので、実際の撮影 .png .jpg ならもっとキレイになります)
セルフィ―(自撮り)用のフロントカメラはディスプレイの左上にあります。
このカメラも 32MP AI 機能搭載で、綺麗な自撮りができますよ。(お美しい方もそうでない方も是非お試しください(^^♪ )
これはカメラ・アプリを UMIDIGI F2 標準のものを使った画像ですが、他にお気に入りのカメラ・アプリがあれば、そちらを使っていただいてもOKです。僕は Open Camera というのを多用しています。
真正面からの写真を見るとベゼルの薄さが良く分かりますね。この右上にある黒い丸がセルフィ―用カメラです。
パソコンで CPU、メインメモリ、保存装置にあたる部分ですが、ここには最高級とまでは言えませんが、それでも結構レベルの高い Media Tek helio P70 4xCortex-A73, 2.1GHz & 4xCortex-A53, 2.0GHz を搭載し、アンドロイドを保存する記録装置には LPDDR4X規格の高速デュアルチャンネルメモリを 6GB 搭載し、写真などのデータ保存用には 128GB 搭載しています。
この大容量メモリのおかげで「重い」と言われるゲーム・アプリもサクサク動作してくれます。
また USB2.1 接続でマイクロSD を 256GB まで追加できますから、保存容量に困ることは少ないでしょう。
さらに Media Tek P70 は、省電力設計が施されているので、電池持ちが良く、内蔵の大容量バッテリーと相まって一日持ち歩いても余裕があるくらいの性能も特筆ものです。
内蔵バッテリーは 5,150mAh という特大容量が搭載されています。
画像にもある通り、待ち受けだけなら 471時間、通話だけなら 30時間、動画再生では 16時間、ゲーム使用で 9時間と使用できる目安が示されています。これだけあれば予備バッテリーを一緒に持ち運ぶ必要性は見当たらないですね。
操作用のボタンはこんな具合です。基本的に電源と指紋認証を兼用するボタンと音量のアップ・ダウン用の3ボタンです。PCなどとの接続は、今後主流になるであろう Type-C が搭載されています。スピーカーはモノラル仕様ですが、音量も申し分なく、音質も今まで使ってきたデバイスの中では最高です。(ちょっと驚きでした!)
J-Mobile の「スマホの新しい使い方」でご紹介した DSDV 仕様です。
ご覧の通り、 4G LTE SIM が2枚とMicro-SD1枚を同時に使用できます。
最後に、これは画像ではお伝えしにくいのですが、アンドロイドは最新の Android10 が搭載され、昨年12月末に手に入れたばかりですが、すでに2回ファームウェアのアップデートがあって、UMIDIGI さんのやる気が見える気がします。
それから今話題の 5G はどうなの?という疑問もあるでしょうが、2020年春から始まるとはいっても実際に我々がそれを普通に利用できるようになるには3~5年かかるだろうと言われてますから、その時まで待つのが吉と考えます。
それから掲載した画像では、ほとんどがブルーですが、ブラックタイプも販売されています。
なお Holographic Design と言って、単純な塗装ではなくホログラフィックになっているのも、おしゃれでよいと思います。
肝心の価格ですが、メーカー希望価格は米ドルで $249.99 ですが、現在 $219.99 で販売されています。日本円にしたら 24,000円位ですね。
この価格とスペックで J-Mobile 推奨スマホと比較していただくと如何に安いかということが分かりますが、実はスマホというのは、このくらいの価格で売れるくらいの原価なんだというのが本当のとろろです。
何年か前、 iPhone が5~6万円くらいだと言われていた時、全部分解してパーツごとに原価を計算した記事を読んだことがありますが、そこで割り出された原価は、わずか 5,000円くらいだったと記憶しています。おそらく最新の機種も原価率は同じようなもので、 UMIDIGI が作って販売すれば高くて3~4万円くらいなんじゃないかと想像しています。アップルさん!ちょっと儲け過ぎですよ!というのが頭にくるところです。('◇')ゞ
このデバイスで撮影した画像は既にインスタグラムにアップしたりしていますが、もう少し撮り貯めたら、ご覧いただけるようにしたいと考えています。
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