タレントの上沼恵美子(65)が24日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」(日曜前11・40)に出演。大阪府の吉村洋文知事(44)を絶賛した。
新型コロナウイルスの影響で、2カ月ぶりのスタジオ収録となったこの日。上沼が、久々のトークでまず触れたのは、吉村知事について。
コロナ対策で休業要請解除の独自基準「大阪モデル」を設けたり、達成状況をライトアップの色で「見える化」するなどアイデアを打ち出してきた。「良かったな、あの知事で。今、誰とお目にかかりたいって、吉村さんですね。会って何をするってこともないんですけど、生で見てみたい。あれだけ積極的にリーダーシップを…まだお若いんじゃない?」と称賛の言葉を口に。
「感染者が少なくなったということは、とてもめでたいこと。でも油断は大敵ですよ。それにしても、吉村知事の決断力っていうのかな。政治家を見てるから、よけいに思う。曖昧な言葉を言わないっていう、あのすばらしさには驚いた」と感嘆の声が止まらなかった。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/05/24/kiji/20200524s00041000162000c.html
いつも辛口でズバズバと世間をからかっているように見える上沼恵美子さんが、上記のような発言をしたことが多くの記事になっています。
この記事を見て、「上沼さんともあろうものが、吉村大阪府知事のパフォーマンスに何故こんなに簡単に騙されちゃうんだろう?」と思いました。
まぁ自粛がとけて、これから前のような活動ができるという嬉しさが有ったのは否めませんが、それにしても吉村大阪府知事の所謂「大阪モデル」という「いかさま」に近い独裁的な言動に称賛を送るとは、上沼さんも感性が落ちちゃったな!と感じざるを得ません。
「大阪モデル」の中で語られる数値というのは、素人の僕から見ても全く論拠のない数字で、なぜこんな数字を示して休業要請解除などをやっていくんだろうと訝しく思ったものです。
さらに自粛要請に応じない企業名を公表したりして、憲法に違反した行いをしているのに何故か絶賛されているのです。
これは小池東京都知事も似たようなものですが、まるで独裁者のように見えてしまいます。
日本人は、もっと冷静になって、これらの行状を観察して評価していかなければ、とんでもない過ちを繰り返すことになりそうで不安です。ある意味で大東亜戦争も、こうした流れで日本国民が戦争に誘導されたのですから、「世論だ!」というプロパガンダに騙されないようにしていきたいものです。
※それにしても、ここでも「タレントの上沼恵美子」と呼び捨てですが、タレントなら呼び捨てでいいんですかね?タレントでも芸能人でも、本来は一国民なんだからそれなりの呼び方が有るように思うんですが。
※曖昧な言葉を言わないって称賛されていますが、裏を返せば責任を重く感じるから簡単には断定できないという事なんですよ。曖昧という言葉も独り歩きしていますが、責任感の強い人ほど断定なんてできないんですよ。
もっと言ってしまえば、責任感が無いから曖昧な言葉を使わないで断定的に言えるんだと思います。
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