18日(日)岡崎市議会選挙と市長選挙が同時に行われました。市議選挙の方は、応援していた人が当選したので、これからの活動が楽しみなのですが、中根新市長の方は、公約に違和感を感じたままなので、チラシに書いてあった公約をできるだけフォローしてみたいと思います。それが市民の役割だと思いますので。
これが各戸に配布された選挙チラシですが、公約と受け取っていいと思いますので、これをフォローしてみましょう。
まず年内に実現!とある項目についてです。
- 全市民に一人あたり5万円還元!
これは選挙違反ギリギリなんじゃないかと思ってみていたのですが、まず「還元」という言葉に疑念を持ちます。多くの市民は、政府が行った10万円支給と同列に考えていたようですが、本当にそうでしょうか?(選挙では若者が「これで5万円お小遣いもらえたら嬉しいね!」って感じで投票していたのが目撃されています。)
「支給」と「還元」では、意味合いが違ってきます。「支給」が、そのまんま支払われるという意味ですが、「還元」は何かを購入した時にポイントバックみたいな形で「実質値下げ!」といううたい文句で使われる言葉です。という事は、岡崎市から何かを買わなくちゃいけないの?と素朴な疑問が最初に沸き上がります。言葉のあやってやつですね。
さて、どういう形になるのでしょうか?
(どちらにしても市長の一存で実現できるものでなくて、議会を通さなくては実現できませんしね。) - 自宅療養者に配食などのアウトリーチ支援
この自宅療養者って武漢ウイルスで自宅待機している人のことでしょうか?それとも広義の自宅で療養しているご老人とか身障者、病者まで含まれるのでしょうか?曖昧な表現ですし、その解釈により予算はべらぼうに変わってきます。 - いつでも誰でも何度でもPCR検査
そもそもPCR検査なんてやっても、ウイルスが有ったことを見つけるだけで、患者(罹患した病者)とは限らない訳で、問題の解決には至りません。ましてや、武漢ウイルスは、4・5月ころにはすでに終息していて日本人の8割近くが罹患し、すでに抗体ができているから心配はないという研究結果もあるほどです。PCR検査は、検査した人数の内、一定数が陽性として見つかることが知られていますから、全市民に検査したらあっという間に診療機関は入院者・隔離者であふれかえってしまい、一般の病者の治療ができず、死ななくてもよい人が亡くなる可能性が高まります。さらに一度だけでも全市民にPCR検査すると、これもべらぼうな予算が要りますよ! - 軽症者向けの宿泊施設の確保
岡崎には一棟で賄える程の大きなホテルはないですよね。それに、そこで従事する医療者はどうやって賄うんでしょうか?これも医療崩壊につながるとも言えます。 - 30人学級実施検討会議設置
- 八丁味噌GI問題解決を政府に申し入れ
- 水道民営化拒否を政府に申し入れ
- 新東名岡崎SAスマートインター開設促進を政府に申し入れ
5~8は全て「申し入れ」程度のことなので、やろうと思えば実現可能ですね。
しかし「30人学級実施」というのは、目的を誤っていると思えて仕方ありません。小中学校の問題は、一学年の人数が多いのが原因ではなく、先生たちの質の低下と、生徒と向き合う時間の減少が大元に有ると思います。(昔は一学年60人くらいでも立派に教育された先生方がほとんどだったと思います。その違いはどこにあるのでしょうか?)
さて、年末までにこれらの公約がどこまで、どういう形で実行されるのか?
情報をお持ちの方がいらっしゃったら情報提供をお願いします。議会を傍聴する機会もないので、「市政だより」でチェックするくらいしか方法が無いものですから、よろしくお願いいたします、
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