米トランプ政権の最後の日、ポンペオ国務長官によって「アメリカとしては、中国共産党政権の行為をジェノサイドとして認める」と発言された後、世界の各国から同様の見解が示される中、日本政府からは「検討中」である云々という情報は漏れ伝わっているものの、明確な意思表示がないまま、これで一月が経過してしまいます。
この間、ありもしない森元首相の女性蔑視発言がやり玉に挙げられ、連日マスコミはこの件での森元首相の責任追及に明け暮れ、とうとう東京オリンピックの会長の座を辞任させる迄となりました。森元首相の発言全文を読めば、女性蔑視などとは程遠い発言であるにもかかわらず、切り取られた発言報道をもとにアスリートにまで「この発言は問題である」とまでの言質を取り、世を挙げて弾劾に走りました。
ここで取り上げるビデオは、この森元首相の問題とは全く異なるように見えますが、本質は似ていて、実際に起こっている事件を他人事として、面白おかしく、あるいは世論を別方向へ誘導するように報道するマスコミに多くの責任が存在すると思います。
「ある在日ウイグル女性の死が意味すること」として語られたこの動画は、2月18日の「虎ノ門ニュース」での生放送であり、その関係する部分を抜き出させていただいたものです。ご覧いただけば、どこに問題があるのか。自分自身にも他人事にしていなかったかという後悔の念が起こるやもしれません。何を感じるかはその人次第でしょうが、ぜひご覧になっていただきたくアップさせていただきました。26分ほどの長さです。なお、音声と画像にタイムラグがありますが、これはユーチューブ側での何らかの問題が発生しているもので、この編集とは何ら関係はございません。
このブログを書いている最中に、米バイデン新大統領がTVの生番組の中で中共のジェノサイド問題を批判しないと発言したらしい。大問題だ!詳細が分かったらまたお知らせしたいと思います。
Comments
コメントはまだありません。