箏に親しむ会

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平成11年2月10日に奥殿小学校の6年生の音楽の時間に
「箏」についての2時間の講義をしてきました。
どの子も真剣な眼差しで一生懸命に箏の演奏と話しに耳を傾けてくれました

【1時間目】

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はじめに授業の進め方の説明

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「箏」について調べたことを発表

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”宮城道雄 ”について調べたことを発表

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「水の変態」の雨の部分を演奏

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真剣に演奏を聴いている
6年生の子供たち
(写真を撮っている方は校長先生です)

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「どうでしたか? 本当に雨が降って
いるように聞こえたでしょう?」
(後方の2人は地元テレビ局のカメラマンです)

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教科書に載っている ”春の海 ”の
写真と五線譜についての説明

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「宮城道雄の人となり」を説明
している、おばあちゃん先生です。

【2時間目】

2時間目は『体験学習』ということで、全員の子供さんたちにおことに触れてもらいました。
みんな、しっかりお話を聞いていてくれたので、どの子も「さくら・さくら」と教科書に載っている
「越天楽今様」のメロディーを弾くことが出来ました。

* 体験学習 *

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「さぁ、お箏を弾いてみようね。」
「おぉ~っ、なかなか手つきがいいよ」

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女の子は箏のすぐ近くに来て
熱心に見つめていました。

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「親指の爪はネ、こういう形にして弾くのよ」

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その日の学級通信に「箏に親しむ会」
についての担任の先生の感想と、
児童代表のお手紙(下) が載りました。

* 児童代表のお手紙 *

6年生、全員の児童にお手紙をもらいました。全部HP上に載せたいのですが
その中で学級通信に書かれていたものを掲載させていただきました。
みんなとっても喜んでくれて、本当に嬉しいことがいっぱい書いてありました。

今日は宮城先生の作曲した曲や、宮城先生のお話をしていただいて、どうもありがとうございました。

なかなか箏の生演奏を聴く機会がなかったのですが、紀子先生のすばらしい演奏を聴かせていただいて、宮城先生がどんなにすごい曲を作っていたかがよくわかりました。

悦子先生には宮城先生の気持ちや、やさしいところなどを教えていただきました。
小さい子の練習に曲を作ってあげて、とてもやさしい先生だったかよくわかりました。
でも目が見えないのはわたしでもいやです。でも、宮城先生は負けずに琴の勉強をして、作曲をして他の人に教えて、すごく立派だと思いました。
それから琴を自分たちで、ひかせていただいてとてもいい経験になりました。わかりやすいように、数字の書いたテープをはってあってわたしはすごく助かりました。最初は弦がたくさんあってよくわからないと思っていました。上手に出来ると、すごくほめて下さって、宮城先生にもこうやって教えてもらっていたのかなあと思いました。

今日は本当にいい経験をさせていただいてありがとうございました。

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