大法の経営理念 ~三方よし~

今ではウィンウィン(win win)という言葉もかなり定着しました。これは自分も勝ち、相手も勝つということ。つまりは取引などにおいて、関係する両者ともにメリットのある状態ということだと思いますが

わたしたちは、会社経営において、自分、相手にもう一つ社会貢献を加えた「三方よし」でいくことが大切であると思っております。

「三方よし」とは江戸時代の近江商人、中村治兵衛(なかむら じへえ)の家訓の第八条のなかにある「売り手よし、買い手よし、世間よし」から由来したもので、商取引においては、当事者の売り手と買い手だけでなく、その取引が社会全体の幸福につながるものでなければならないという意味であると解釈しております。

「売り手よし」は、特に大きな利益を望むわけではありませんが、一定の利益がでることではじめて会社は成り立ちます。

「買い手よし」は評価してくれるひとたち、つまりお客様がいらっしゃるからこそ、商品が売れます。

「世間よし」は、最近よくいわれている企業の社会的責任で、会社が社会に利益をもたらす存在になるということが大切です。

この「三方よし」がなければ、企業の存続は難しいのではないでしょうか。

企業の社会貢献にはいろいろありますが、弊社の製品でお客様が健康になり、健康な方が増えることが、増え続ける医療費、介護費の抑制につながり、ひいては日本が元気になることとなります。

それこそが大法紡績の企業としての一番の社会貢献であると確信しており、これからも皆様に喜ばれる製品を作り続けてまいります。