その後 gOSが稼働

 PuppyLinuxは軽快に動くので使いやすいのですが、Debian系でないのでアプリの追加やシステムのアップデートの点で不便さを感じました。そこで、UbuntuをベースにしたgOSというのを見つけてインストールしてみました。
 同じUbuntuベースの軽快ディストリとしてはEcoLinuxが有名ですが、比べてみるとgOSの方がはるかに軽快でした。
 しかも、OpenOfficeなど大きなアプリが入っていても軽快さは変わらず、さらにUbunntuと同様なアップデートマネージャなどEcoLinuxにないものがしっかり付属しています。
 ただ、gOSではOpenOfficeのバージョンが2.XであるためMS-Officeの最新のファイル形式に対応できません。そこで、LibreOffice3.3に入れ替えました。



 写真は、ファイラー(Nautilusの簡易版)とメディアプレーヤ、メインメニューを開いたところ。EcoLinuxでこういう形だと動画が重かったのですが、gOSではあまり重く感じません。
 触ると膨らむMAC風のランチャー(起動ボタン)が下段についています。

さらにその後 Bodhi Linux が稼働

 あまりに古いノートPCなので面白半分にOSをすぐ入れ替えます。今度は128Mのメモリでも立ち上がると言われるUbuntuベースのBodhiLinuxです。
 たしかにこの古いマシンでもストレスは感じません。しかも3Dっぽい動きの美しいデスクトップで壁紙によっては星が輝くなどアニメーション効果もあります。仮想デスクトップに個別に壁紙を設定できたり、メニューがフワッと現れたりします。Enlightenment(読めない…!)という操作環境らしいです。
 こちらは当初はわずかなアプリしか入っていませんが、Ubuntuベースだからアプリの追加は楽。しかも専用サイトからはFirefoxやLibreOfficeなど最新のものばかりがインストールできます。



 写真は、メインメニューと動画プレーヤを開いたところ。



…このように、Linuxは自分の環境に合わせて多様で柔軟に利用出来るのが特徴。そして、古いPCを現代に役立てる点ではもっともエコなOSといえます。