メ ジ ナ ( グ レ ) |
釣果 45cmを頭に,35〜37cmを15枚! 30cm 前後は,25枚!!
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駿河湾にドンと腰を下ろした冷水塊の影響を受けて,伊豆半島全体は,ゴールデンウィークを過ぎてもメジナの釣果は芳しく なかった。ところが,5月の下旬に入り,速い下り潮が入るようになり,各所でメジナが釣れるようになってきたとの情報を得 た。そこで,5月27日,友人と2人で南伊豆の入間に釣行した。 土曜日であったので,かなりの混雑を予想していたが,釣り人は案外少なく,入間全体で50人ほどであった。ちなみに常進 丸は息子の常也氏を含めて7人であった。そこで,釣果の出ているタタミ根に3人が降り,残りの4人は,加賀根に乗ることに した。 私たち2人は,加賀根のタタミ根向かい,常也氏たちは,沖向かいに場所を取った。 前日の西風の影響で,波はかなり高く,時々大波が磯を洗うため,低い場所には降りられない状況であった。 そこで,チャカ着け場である大サラシの横の高場に釣り座を構えた。 潮は,案の定,恐ろしく速い下り潮であった。私は15年,入間に通っているが,これほど速い下り潮は,過去に数回しか経験 がないほどのものであった。 タタミ根と松下との水道を流れる激流は,加賀根にぶつかった後,タタミ根の沖を流れる本流と合流し,大きな潮目を作ってい た。しかし,私たちの釣り座と沖の潮目の間には,大きなサラシがあるため,道糸がサラシに押されて,本流との潮目を直接狙 うことはできなかった。 そこで,友人には,高場の先端からサラシが作る潮目に仕掛けを乗せて流し,本流との潮目を狙うとよいことを指示し,私は, 足元の壁を狙うことにした。 釣り出して30分したころ,友人の竿が曲がった。 「あまり大きくはないな。」 と眺めていると,水面に顔を出したのは,本カワハギの25cmもある♀で,これでお見上げができたと一安心した。 しかし,後が続かない。しばらくは,沈黙の中,コマセを打ち続ける時が流れた。 7時頃,ようやく強い当たりがきた。慎重なやりとりの中,波間に白い影が見えてガックリ。大型のイスズミであった。その 後,25cmの尾長メジナが1枚,竿を曲げたものの大した釣果がない。 8時頃,船長が弁当を届けてくれたので,加賀根の沖向かいで釣っている常也氏の所へ行って様子を聞いたが,小型のメジナ が時々釣れる程度であった。 9時近くになり,波が収まり,サラシが小さくなってきた。潮は,ゴンゴン流れ続けている。 友人は,サラシの奥の高場に場所を変えた。沖の潮目を直接狙えるポイントである。そして,2,3投目で竿を大きく曲げた。 37cmの尾長メジナである。そして,立て続けに2枚同型をあげた。私も足元狙いから沖狙いに変え,沖のサラシが作る潮目 で同型を掛けた。 それからは,午後1時頃までは,ほぼ入れ食い状態で,35〜37cmの尾長メジナを12枚,30cm前後の尾長メジナや 口太メジナを30枚以上釣りあげることができた。 納竿は午後2時と決めていた。そこで,私は,残っているコマセを足元に多めに巻き始めた。 しばらくすると,やはり30cmほどのメジナが姿を現した。ところが,一瞬,大型の黒い影が波間に現れて消えた。 「メジナかもしれない・・・。」 友人のそんなつぶやきも,次の瞬間に現実に変わっていた。 これまでにない竿の曲がりが大型の魚信を伝えていた。 私はタモを持ち構えた。友人は,磯際で慎重にやり取りした後,水面には,大型の口太メジナが顔を出した。一発でタモ入れ し,体長を測ってみると,この時期では珍しく45.0cmもあった。 ちなみに,加賀根の沖向きで釣っていた常也氏たちも40cm弱の尾長メジナを数枚上げていた。しかし,タタミ根に乗った 仲間は,小型のメジナばかりであった。 |