3ヵ月後、
シロアリの被害はますます進行。

写真のように被害部分にはシロアリが密集し、材の内部も空洞化しています。
一方、炭の液を塗らなかった他の材の被害はこれに比べて明らかに少ないようです。むしろ、炭の液はわざわざシロアリを寄せ付けて被害を大きくさせるような効果をもっているかのようです。
すなわち、この炭の液の「防蟻効果」を信用して実際の家屋に使用したなら、大変な結果になりかねないといえるのです。
こうした液の「防蟻効果」を信用して被害を受けた場合、いったい誰が責任を取るべきでしょうか。

(撮影・星野伊三雄氏/東海白蟻研究所)