■あくまで調査に基づきます。「今シロアリがどこにいるか」「なにが原因で羽アリが出たか」を調査して対策を立てます。 いくら被害が多くても、古い被害やシロアリがいなくなった被害部は処理の必要はありません。 とくにヤマトシロアリ地域では、古い建物には歴史的に蓄積された被害痕が多く見られますが、だからといってすべてシロアリが生息しているわけではなく、多くの場合ほんの一部にしか生息していません。 イエシロアリ地域でも、処理すべき重点は巣や主要な活動域であって、被害部のすべてではありません。 ■一度での駆除にこだわりません。もちろん一度でシロアリを駆除できる場合も多いのですが、建物の複雑性やシロアリの巧妙性によって適切な投薬点が見つからない場合もあります。こういう場合、無理に一度で駆除しようとすると大手床下産業のように土台などをドリルで穴だらけにしてしまいます(しかもそれでも駆除できないこともあります)。 したがって、現状で出来る限りの対処をしながらもその後の経過を見ながら追加処理することもあり得るのです。その点では医師が病気を治すのと同じです。 ■個別の事情のための個別の対策を提案します。建物は多様です。古い家もあれば新しい家もあります。単純な構造の家もあれば複雑な家もあります。居住者の側の事情も多様です。化学薬剤を使用できない家庭もあれば、病人の移動ができない家もあります。 その家や家庭事情に最適なシロアリ対策は何かを判断して提案します。どんなマニュアルにも縛られずに柔軟に考えます。 ■湿気や腐り、構造的問題にも多様に対応します。湿気があれば床下換気扇、腐りがあれば防腐剤散布というような短絡的な対応は居住者の利益になりません。 今後の住まい方も考慮して、なにが一番いいのかを考えます。なにもしないことも選択肢の一つです。 |